最終的に「カラ岳陸上案」が、委員全員の合意で選定された。 委員長を除く35名の委員で評価の集計が行われたが、「カラ岳陸上案」を支持するものが31名と多数であった。しかし、委員会は全会一致を原則とするため、再審議を重ねた結果、選定を保留したいとする委員が1名いたが、最終的には、白保海域の自然環境に負荷を与えないよう、位置の調整や工法等を検討するという条件を付すことにして、委員全員の合意で「カラ岳陸上案」が選定された。