沖縄県福祉サービス第三者評価事業評価結果 中原こども園

ページ番号1006889  更新日 2024年1月11日

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基本情報

  1. 事業所名:中原こども園
  2. 経営主体:社会福祉法人わかめ福祉会
  3. 所在地:沖縄県うるま市宮里731番地

第三者評価結果の概要

総評

特に評価の高い点

1.職員の就業環境・質の向上に向けた組織的な体制が整備されている。

法人の人事体制は、「みんな仲良く、定年まで」との目標を掲げている。法人一丸となり、職員が定年までの勤務が可能となるような環境整備に尽力し、年休取得率100%を目指している。当園でも、職員のワーク・ライフバランスを重視した勤務体制に取り組んでいる。期待する職員像として「望ましい理想の保育教諭像」が明文化され、職員に周知している。職員は、具体的に示された行動指針に基づいた年度目標を設定し、教育・保育を実施している。園長は年に2回の面談の際に、目標の進捗状況、達成度の確認と育成に向けた取り組みを行っている。

2.保護者等からの相談や意見について迅速に協議し、対応できる体制を整えている。

こども園では、保護者から寄せられる様々な意見にしっかりと向き合って、対応策を迅速に検討する仕組みを整え、実行している。返答に時間を要すると思われる場合はその旨を相手に伝え、了承をとっている。特にこの1年は仮園舎への引っ越しや新型コロナウイルス対応も重なっていたが、毎日の昼礼等を通して職員からも保護者等の相談内容について話し合う場が持たれ、教育・保育環境や質の改善に真摯に取り組む風通しの良い組織体制が機能するよう尽力している。

3.一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた教育・保育を行っている。

こども園では連絡帳や送迎時の保護者とのやり取りを通して、家庭環境や生活の様子を知り、その背景を踏まえた上で一人一人に合わせた教育・保育を行っている。日々のクラス反省会議や昼礼を通して、クラスや子どもの情報共有を行い理解を深め、子どもの状態に応じた教育・保育が行えることにつながっている。また、子どものペースに合わせ見守り、気持ちを尊重し達成感を味わえるような言葉かけや関わりを大事にしている。

改善を求められる点

1.地域の専門機関との連携を深めた支援を期待したい。

こども園は開園当初から新型コロナウイルス流行に直面し、子育て支援活動や地域交流活動を積極的に進めづらい状況の中、可能なところから学校や自治会等、地域の諸団体とのかかわりを作っている。また、現在入園中の子どもが利用している児童発達支援センターとの連携を行うなど、こども園としての機能を果たす努力を続けている。今後は、地域とのかかわりを広げる取り組みの他にも、諸専門機関が果たす役割・機能等について理解を深め、必要時には地域での支援ネットワーク化を提案できるような教育・保育の取り組みにも期待したい。

第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント

当園は令和2年4月より、うるま市立中原幼稚園を公私連携幼保連携型認定こども園中原こども園として運営を開始いたしました。開園して2年目、初めての第三者評価受審という事で戸惑いもありましたが、自己評価を行うにあたり職員での話し合いを重ね日々組織として向上していく事ができ嬉しく思います。
保護者アンケートを通していただいたご意見や今回の評価をしっかり受け止め、さらなる質の向上に努めていきたいと思います。
ありがとうございました。

評価結果の詳細

第三者評価機関

一般社団法人沖縄県社会福祉士会

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このページに関するお問い合わせ

沖縄県 生活福祉部 福祉政策課
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2
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