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4.経過報告及び今後の予定

○根間班長 では、4ページの資料3の方をお開きお願いしたいと思います。
 沖縄県まちと村の交流の経過報告をいたします。
 まず、交流促進のために、平成10年12月に、「農山漁村滞在型余暇活動に資するための機能整備に関する基本方針」というのを定めております。これを受けて、平成14年度には、農林水産部の農業関係各課で横断的に編成した沖縄県農林水産部の「沖縄県農林水産部まちと村交流促進班」を設置してございます。これは主に、グリーン・ツーリズムを主体として、それまで活動してきております。
 平成16年度には、「第2次沖縄県まちと村の交流促進計画」を策定しております。今年度の18年度には、「沖縄県森林ツーリズム推進構想」を策定しております。さらに、うちのまちと村交流促進班を強化するために、それと農林水産部が一体となって、農山漁村の振興を図るということで、今回18年度から、森林ツーリズムとブルー・ツーリズムの方を加えて、一体として取り組んでまいりました。
 このような経過の中で、まず3本柱というんでしょうか、組織づくりと人づくりと物づくりを1つの柱にして、取り組む方針を掲げております。
 その中で、組織づくりに関しては、これまで農業改良普及センターが中心になって、色々と実践者の組織支援をしてきております。人づくりに関しては、これまで色んなイベントをやったり、あるいはシンポジウムを開いたりしてきておりまして、養成講座もしておりまして、その中で、特に講座には延べ3,600余の人たちが受講しております。そのうち、最終的に修了証書いただいたのは220名でございます。
 それと、物づくりで、農産物直売所、それから農村民宿施設等の整備、あるいはそのへんの指導をしてきております。現在、農産物直売所は、県下で64カ所ございます。民宿の方で現在11カ所です。
 そのほかに、色んな情報誌を発刊したり、マップを作成したり、ホームページを作成したり、シンポジウムを開いたりしてきております。特にシンポジウムに関しては、先ほど崎山さんからお話がありましたけれども、4回開いてございます。今度、「沖縄ふるさと百選」ということで、これまで29カ所の9地区を認定してございます。そういうことで、農山漁村の地域のステータスというか、そういう認知度を高めるために、これまで取り組んでまいりました。
○司会(仲泊副班長)  経過報告をいただきましたが、平成14年度に促進班が設置されて、シンポジウム活動等を通して、18年度から促進会の立ち上げについて1年間取り組みまして、今日の第1回の会議となっているということであります。
 それでは、これまでの経過につきまして、何か質問等ございましたら受けたいと思います。
○山城(隆則)委員  4ページの「沖縄、ふるさと百選」というのがあって、今29が認定しているということですが、どういうふうな認定ですか。どういう形のものがそういう認定に値するのかということなんですけど。 山城委員
○事務局(松田主任)  癒しと安らぎを与える魅力あるふるさとをかたちづくる地域・団体を、集落部門、生産部門、交流部門と、3つの部門に分けまして、これまで認定してきております。それで、今年5地区認定しまして、これまで29地区が認定されています。
○山城(隆則)委員  では、この字のとおり百選ということですから、百を目指して、そういうのが該当するんでしたら、そこまで進むというわけですか。
○事務局(松田主任)  そうです。できるだけ多くの魅力あるふるさとを顕彰していきたいということで、百選という名前をつけてあります。
崎山委員

○崎山委員  
具体的に地域名と何か挙げていただけますか、幾つか。
○事務局(松田主任)  今年度認定されたところにつきましては、本部町の新里、ここはこちらが朝市をやっているわけです。13年度から今までやっておりまして、都市と農村の交流に貢献している。そのほかにつきましても、ボロンボロン祭りであるとか山芋スーブであるとか、イベントとして交流を図っていると。ほかにまた、本部町の謝花行政区であるとか、宜野座村の惣慶集落、糸満市の喜屋武地区、石垣市の明石集落などが今年度認定されています。
○崎山委員  こういうのは具体的な資料があるといいですね。もう少し想像力がわいて活性化につながると思いますよ。こういう資料がやっぱりとても大事だなと思います。
○石原委員  私もちょっとかぶるんですけど、情報誌とか、これを膨らませるような資料をぜひ、次の機会でもいいですから、皆さんに提供してほしいなと思います。
 1つ質問ですけど、17年度に第2次交流促進計画、そして、20年度にということは、3年後にすぐ第3次ということになるんですけど、この17年度の第2次の計画の、一言で言えば重点的な特徴というんですか、今までやった成果と課題というのを、今できれば教えていただきたいんです。
石原委員
○事務局(松田主任)  第2次沖縄県まちと村の交流促進計画につきましては、平成17、18、19と3カ年間の計画になっておりまして、そちらの主目的としましては、交流人口の増加を掲げております。それで、平成15年度が77万人、16年度が92万人、17年度が99万人と着実に増えてきているところであります。
○司会(仲泊副班長)  よろしいでしょうか。
○石原委員  できれば、これ印刷物があれば、これも私たちに配っていただければいいんですけど。
○司会(仲泊副班長)  そのへん情報も整理しまして、村づくり推進課のほうで、郵送しますか、それとも次回にしましょうか。
○事務局(松田主任)  確実に手元にわたるようにいたします。
○司会(仲泊副班長)  そういうことで、よろしくお願いしたいと思います。
ほかに何かございましたら…。
ないようですので、次に進みたいと思います。
ここで護得久統括監が所用のため中座させていただきますので、よろしくお願いいたします。
(護得久統括監退席)
 それでは、次第の5の議事に入りたいと思います。

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