沖縄県福祉サービス第三者評価事業評価結果 石嶺こども園

ページ番号1039248  更新日 2026年3月30日

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基本情報

1 事業所名:幼保連携型認定こども園 石嶺こども園
2 経営主体:社会福祉法人 千草福祉会
3 所在地:那覇市首里石嶺町4丁目74-1

第三者評価結果の概要

総評

特に評価の高い点

1 子どもの権利擁護に対する取組が行われている。

 全体的な計画に人権擁護について明記し、こどもの権利擁護についてのマニュアルが整備され職員会議で周知されている。「虐待防止マニュアル」が整備され、毎月のコンプライアンス確認シートで不適切な対応の予防に取り組んでいる。教育・保育計画に苦情への対応(苦情解決の仕組み)を明記し、保護者アンケートや個人面談で意向を把握している。マニュアルにもとづいて、登園時の子どもの視診や教育・保育時の子どもの発言に注意している。子育て相談では主幹や園長が保護者の家庭や子育て等の悩み等に対応している。昨年度は「虐待について」園内研修を実施し、週案会議等では他施設の不適切な保育の事例について検討されている。

2 一人ひとりの園児を受容し、園児が主体的に活動できる環境を整備し、園児の状態に応じた教育・保育を行っている。

 入園前の面談において集団経験の有無や基本的生活習慣の達成状況、家庭での生活リズムなどを把握している。新しい環境や人間関係の中で、保育教諭は一人ひとりの気持ちを受容し、見守りながら信頼関係を築き、園児が安心して自分らしさを発揮できるよう支援している。給食時間においては急かす言葉や制止する言葉を不用意に使用することなく、一人ひとりを大切にしながらおだやかに話す様子が見られ、食が進まない園児に対しても個別に対応する等、子どもの気持ちに寄り添った対応を心がけている。園周辺にはホウライカガミやトウワタが各所に植えられ、蝶(オオカバマダラ)が飛び交っており、昆虫採集しやすいよう子ども達の手が届く場所に虫取り網やカゴ・虫眼鏡等を配置し使用の際のルールも掲示されている。夏はひまわり、レタス、秋には人 参・玉葱・じゃがいも等を栽培し、収穫後はカレーパーティーを実施している。

3 必要な人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。

 人員体制に関する基本的な考え方は、中・長期計画に人材確保と育成に関する方針として、求人活動は経営企画部門に一元化し、事務センターを中心に求人広告情報発信をしていく、また、保育士の採用に当たって、各種補助金制度を活用して、無資格保育補助者を積極的に採用し保育士の負担軽減に取り組む、さらに、無資格者の子育て支援員資格取得を奨励し育成に力を入れている。多種多様な人材確保をするために「お仕事説明会」を年3~4回開催することで人材確保と人材育成の強化に取り組んでいる。昨年度はチラシの新聞への折り込みやポスティング依頼し、4回の説明会を実施し、応募者8人で3人採用している。職員を通しての求人活動を実施し紹介者に対しても謝礼を出している。

改善を求められる点

1 事業経営をとりまく環境と経営状況を把握・分析し、事業計画の適切な策定が望まれる。

 今年度から3歳児保育を実施しているが、那覇市子ども子育て支援事業計画からは、特に施設の設置地域での認可園の増設や年々子どもが減少傾向にあることやこども園を利用する1号認定の子どもが、年々減少傾 向にあることを把握している。地域の子育て支援の場として週1回の「子育てひろば」や歯科医師による「乳幼児の歯の健康」相談等を展開しているが、利用者が少ない状況にある。認定こども園の利用者の推移や利用率等の分析、及び年度ごとの教育・保育をコスト分析し、その課題を事業計画に設定するとともに、実施状況の評価及び事業実績の報告が望まれる。

2 ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし、受け入れ体制の確立が望まれる。

 教育・保育実習、ボランティア、インターンシップ受け入れマニュアルに登録手続きとボランティアの配置が記載されている。短大生や養成校の学生ボランティアと保護者による読み聞かせボランティアを受け入れ、学校教育への協力として中学生の職場体験を受け入れている。ボランティア受入れと学校教育への協力についての基本姿勢を明文化し、ボランティア受け入れマニュアルに子どもや保護者、職員への事前説明、活動記録、守秘義務等の誓約書の提出等の内容の追記が望まれる。

第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント

 令和3年4月、那覇市立石嶺こども園から千草福祉会へと移行して5年目を迎えました。その間、第1 回目の第三者評価受審、新園舎への引っ越し、3歳児受け入れスタート等、目まぐるしく過ぎた5年でした。質の高い園運営を目指し職員一同一丸となって努めて参りました。今回の第三者評価受審は、前回のグループ形式での自己評価と違い、全職員対象の自己評価でした。その結果、管理職員と職員との園運営に対する共通理解度が数字やグラフ化された事で園運営の状況が把握でき、客観的に見る事ができたのは大きな収穫でした。

 本園では毎年、年度初めに、法人理念の読み合わせ、再確認をしてから新学期に挑んでいます。千草福祉会の法人理念「子ども一人ひとりは家族の宝」を念頭に子ども達の人権を尊重し、日頃から子ども達と関わっています。今回の第三者評価の総合評価でも成果が認められ、子ども達への声のかけ 方、関わり方等、高評価を頂くことができました。 又、保護者様からのアンケートでも子ども達への対応や関わりの項目では90%以上の高い数字が見られ、職員一同、今後の励みとなりました。

 今後の課題としては、現在取り入れている「子育てひろば」の取り組みに工夫を凝らし、子育て中の保護者の方々のサポートができるよう地域への周知を更に拡大し、地域との繋ながりを深めていきたいと思います。 これからも、自己研鑽を重ね、園目標の「すこやかに・のびのびと・やさしく」のように将来を担う子ども達が心身共に健やかに大きく成長して行くことを願いつつ、職員一同努めて参ります。

評価結果の詳細

第三者評価機関

特定非営利活動法人 介護と福祉の調査機関おきなわ

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このページに関するお問い合わせ

沖縄県 生活福祉部 福祉政策課
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