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さまざまな住宅性能を計る共通のものさしです。 |
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住宅の外観、間取り、インテリアは見ればわかりますが、外から見ただけでは分からない性能もあります。省エネルギー性能とか耐震性などはその代表です。自分の希望するニーズに合った住宅をつくるには、性能を判断できる共通のものさしが必要です。住宅の性能水準がどの程度のものか客観的に第三者が判断する制度が住宅性能表示制度です。
■性能項目と内容(一戸建ての住宅の場合)
性能項目 |
内 容 |
構造の安定 |
地震や風等の力が加わった時の建物全体の強さ |
火災時の安全 |
火災が発生した場合の避難のしやすさや建物の燃えにくさ
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劣化の軽減 |
建物の劣化(木材の腐食等)を防止、軽減するための対策
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維持管理への配慮 |
給排水管とガス管の日常における維持管理のしやすさ |
温熱環境 |
暖冷房時の省エネルギーの程度 |
空気環境 |
内装材のホルムアルデヒド放散量の少なさや換気の方法 |
光・視環境 |
開口部の面積の大きさや位置 |
音環境 |
居室の外壁開口部に使用されるサッシの遮音性能 |
高齢者等への配慮 |
加齢等に伴う身体機能が低下した時の移動のしやすさや介助のしやすさ
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見えない性能も比較・選択できるようになりました。 |
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住宅の性能には耐震性能、省エネルギー性能などいろいろありますが、住宅性能表示制度では外からでは判断しにくい項目を中心に取り上げています。 性能の表示項目は戸建住宅の場合は8つの必須項目と1つの選択項目があります。自分はどんな性能を求めているのか、何にこだわるのか、よく考えて選びましょう。
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