将来像2 心豊かで、安全・安心に暮らせる島

基本的課題(将来像を実現するために解決しなければならないこと)

健康・長寿の復活

 健康・長寿をどのように復活させていくの?

個性豊かな地域社会づくり

 地域社会をどのように再生していけばいいの?
住民と行政を、どのようにつなげていくの?

安全・安心な暮らしの実現

 子育てしやすい仕組みづくりや、健康・介護・医療体制をどのように充実させていけばいいの?
災害への対応、治安の維持向上などは、どうやって取り組めばいいの?

基本的課題(将来像を実現するために解決しなければならないこと)

食・風土・技術を活かした健康・長寿地域づくり

  • 健康や長寿の分野で、沖縄が優位性・独自性を発揮できる食文化や風土などを再評価・活用できる方法を探り「健康・長寿おきなわ」の実現にむけて取り組みます。
  • 総合医療や高度先進医療を導入します。県民と地域、学校、医療現場、大学、研究機関、行政の連携システムをつくります。

セーフティネット(安全網)形成

  • 保健・医療体制、医療と連携した介護・福祉の充実をめざす「健康福祉セーフティネット」、21世紀を担う子どもたちが可能性を発揮できる社会をつくるための「子育てセーフティネット」を整備します。
  • 大規模自然災害、感染症の流行、国際犯罪、経済危機、食品偽装、凶悪事件など、重大リスクに対して危機管理機能を向上できる「社会リスク・セーフティネット」を確立します。
  • 米軍基地から派生するあらゆる問題から県民の安全・安心を確保するため、日米地位協定の見直しなど、必要な協議や措置を求めていきます。

共助・共創型地域づくり

  • 地域資源などの掘り起こしや磨き上げによって、それらを地域の宝・財産として共有します。また、地域社会を構成する住民や多様な主体の連携により、「共助・共創型のまちづくり」を進めます。
  • 異なる環境を持つ県内の各地域社会が「同等の条件」を確保できるよう、地域特性に応じて産業、環境、教育、保健医療、交通、行政サービス、生活基盤の充実・強化を推進します。
  • 距離と時間を克服する情報通信技術の活用は、島しょが持つ課題の克服や沖縄の自立的発展を支える有効なツールとなることから、沖縄全域においてユビキタスネットワーク社会を実現します。