地域用水環境整備事業

地域用水環境整備事業の概要

事業の目的

ダム、農業用水路、ため池などの農業水利施設の保全管理又は整備と一体的に、水辺空間を活かすため環境保全施設、親水のための施設などの維持・増進を目的とします。

事業の内容

• 親水・景観保全施設
  親水護岸、遊水施設、せせらぎ水路、展望所等の整備
• 生態系保全施設
  水生植物水路、植栽等の整備
• 利用保全施設
  管理用道路、ベンチ、駐車場、東屋、安全柵、案内板、遊歩道等の整備

採択用件

市町村により農村環境整備事業実施計画を作成していること。

事業費の負担区分

国：66.6％、県：16.6％、市町村：16.6％

名蔵地区の概要

国営かんがい排水事業により平成10年に完成した名蔵ダムは受益面積760haの水利用の安定性や効率性を図る農業用貯水施設として地域農業の発展に寄与しています。

一方で、名蔵ダム周辺には亜熱帯樹林に覆われた豊かな自然環境があり、当該事業の実施によりダム及び水理施設と自然環境の調和を図りながら、景観保全、親水性の向上及び維持管理の向上等を図っています。