儀間ダム建設の概要
儀間川総合開発事業(儀間ダム)の概要
儀間川水系儀間川は、その源をフサキナ岳(標高219.9m)に発し、フサキナ池、比嘉池、儀間池を流下し、儀間集落に出て東シナ海に注ぐ、流域面積5.0km2、流路延長5.5kmの二級河川です。
儀間ダムは、儀間川の沖縄県島尻郡久米島町儀間地先に、既設儀間池を改修し多目的ダムとして建設するもので、平成19年度より儀間川総合開発事業として建設を行い、平成26年2月から試験湛水を行っています。
儀間ダムの概要及び諸元は儀間ダムをご覧ください。
儀間ダムの概要については、CGによる紹介もあります。
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儀間ダム(外部リンク)
沖縄県公式チャンネル(YouTube)へリンクします。
この動画を儀間川総合開発事業(儀間ダム)の紹介以外への利用を禁じます。(個人の閲覧に限ります)
既設儀間池の改修
既設儀間池を改修し、ダム堤高を高くすることで、貯水容量を増加し、新たに洪水調節も行えるような構造とします。
儀間ダムの構造について
儀間ダムは、均一型フィルダム(高さ24.5m(堤頂標高:EL62.5m)、堤頂長539.0m)として整備を行っています。
平面及び標準断面
平面図
儀間ダムは堤体部、洪水吐き、取水設備等からなります。
標準断面
儀間ダムは、難水性箇所まで掘削し、難水性の材料で盛立たゾーン1(コア)でダム湖の水を遮水する構造となっています。
事業経緯とスケジュール
事業経緯
- 昭和63年~平成元年 予備調査実施
- 平成2年4月 実施計画調査の着手
- 成9年11月 工事実施基本計画認可
- 平成13年1月 河川整備基本方針同意
- 平成13年2月 ダム軸・ダム型式の基本設計会議
- 平成13年3月 河川整備計画同意
- 平成16年4月 建設着手
- 平成18年9月 全体計画同意
- 平成19年12月 儀間ダム本体工事着手
- 平成23年10月 定礎式
- 平成25年7月 堤体盛立完了
- 平成26年1月 洪水吐最終打設完了
- 平成26年2月 試験湛水開始
事業スケジュール(平成26年2月現在)
ダムが出来るまでの手順
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