令和7年度新規採用者メッセージ(島尻)
小学校採用の古堅教諭
豊見城市立ゆたか小学校 教諭 古堅佳乃
教員としてのやりがい

大学卒業後すぐに教員として採用され、教壇に立つ日を迎えました。
どんな子どもたちに出会うのだろう、どんな職場なのだろうというワクワクと同時に、「私に教えきれるだろうか」「私で大丈夫だろうか」という不安もありました。
そんな中で、教員として大きなやりがいを感じたのは、日々の授業づくりです。特に国語の授業では、「子どもたちとどんな学びができるだろう」「この発問で考えが広がるだろうか」と何通りも授業展開を考え、念入りに教材研究を重ねました。
授業の中で子どもたちは、「先生、この登場人物はどうしてこう思ったのだろう」「ここにはこう書いてあるのに、みんなはどう思う?」と夢中になって教科書を読み、友達と意見を交わしていました。互いの考えを聞いて新しい気づきを得たり、友達の考えに驚いたりする姿から、学びの楽しさが広がっていくのを感じました。
学ぶ楽しさ

「またやりたい」と話す子どもたちのキラキラした表情や、ひたむきに考える姿を見たとき、準備して良かった、教員になって良かったと心から思いました。
また、授業の瞬間だけではなく、休み時間に楽しそうに話しかけてくる姿や、「先生できたよ」と嬉しそうに見せてくれる瞬間、子どもたち同士の温かい言葉のやり取りなど、日々の何気ない場面の中でも、教員になって良かったと感じる瞬間がたくさんあります。
子どもたちに学ぶ楽しさを実感させたい、そして何より私自身が学ぶことを楽しみ続ける教員でありたいと強く思っています。
担任は希望であれ
一方で、自分の「こうあるべき」という思いにとらわれ、子どもたちの姿を十分に受け止められず悩んだこともありました。そんなとき、初任者研修で学んだ「担任は希望であれ」という言葉を思い出しました。
今の自分にできることは、子どもたちの前で笑顔でいること、そして未来の明るさを示すことだと気づきました。この言葉を意識するようになってから、日々の出来事が決して当たり前ではないことに気づき、「ありがとう」という言葉が自然と増えました。すると子どもたち同士の言葉のやり取りも温かくなり、教室の雰囲気がより柔らかいものになっていきました。
私は、授業が面白ければ子どもたちは自然と学びに向かっていくと感じています。これからも学び続ける姿勢を大切にし、失敗を恐れず挑戦し、自分自身を更新し続ける教員でありたいと思います。
これから教員を目指す皆さんへ
現在、教員の大変さや厳しさがニュースで取り上げられることもあります。その現状に「確かにそうだ」と頷ける場面があることも事実です。
その一方で、子どもたちと関わってみなければ分からない楽しさややりがいがあることも確かです。私が前向きに歩み続けることができたのは、校長先生をはじめ職場の先生方、いつも隣で支えてくださった学年の先生方、そして丁寧に指導してくださった指導教諭の先生方の存在があったからです。
また、同じように悩みや苦しさを共有しながら歩んできた初任者の仲間や同世代の先生方の存在も、私にとって大きな支えでした。互いに励まし合いながら過ごす中で、「一人ではない」と感じることができました。
そして何より、どんなときも可愛く大切な学級の子どもたちが、私に力を与えてくれました。教員の道には悩みや迷いもありますが、周りには支えてくれる人、応援してくれる人が必ずいます。子どもたちと共に学び、共に成長していく日々を大切にしながら、これからも感謝の気持ちを忘れず、学び続ける教員として歩んでいきたいと思います。
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