自殺予防週間・自殺対策強化月間
毎年9月10日から9月16日は「自殺予防週間」です
毎年9月10日の「世界自殺予防デー」から始まる1週間(9月10日から9月16日)を「自殺予防週間」と位置付け、国や地方自治体等が一体となって啓発活動を実施しています。
毎年3月は「自殺対策強化月間」です
3月は進学や就職、転勤など生活環境が大きく変動することが多い時期ということもあり、年間月別自殺者数が多くなる傾向にあります。そのため国は、毎年3月を「自殺対策強化月間」と位置付け、国や地方自治体等が一体となって啓発活動を実施しています。
自殺について
沖縄県では令和5年中に266人の方が自殺で亡くなっています。
自殺の背景には、精神保健上の問題だけでなく、過労や生活困窮、育児、介護疲れ、いじめ、孤立などの様々な社会的要因があることが知られています。自殺は、人が自ら命を絶つ瞬間的な行為としてだけでなく、人が命を絶たざるを得ない状況に追い込まれるプロセスとして捉える必要があります。個人の自由な意志や選択の結果ではなく、「自殺はその多くが追い込まれた末の死」です。
気づいている?自殺のサイン
あなた自身やあなたの周りの人の”自殺のサイン”に気づいていますか?
次のようなサインを数多く認める場合は、自殺の危険が迫っています。早めに専門家へ相談しましょう。
(1)うつ病の症状に気をつけよう(気分が沈む、自分を責める、仕事の能率が落ちる、決断できない、不眠が続く)
(2)原因不明の身体の不調が長引く
(3) 酒量が増す
(4) 安全や健康が保てない
(5) 仕事の負担が急に増える、大きな失敗をする、職を失う
(6) 職場や家庭でサポートが得られない
(7) 本人にとって価値あるもの(職、地位、家族、財産)を失う
(8) 重症の身体の病気にかかる
(9) 自殺を口にする
(10)自殺未遂におよぶ
「職場における自殺の予防と対応」(平成13年12月 厚生労働省)より
セルフチェック
あなた自身やあなたの周りの人がうつかもしれないと思ったら、チェックしてみましょう。
自殺を防ぐためにできること
ゲートキーパーになろう
身近な人や大切な人が落ち込んでいた時に、少しでも元気になってもらうために何かできることがないか悩んだことはありませんか?
ゲートキーパーは、自殺のサインに気づき、適切な対応を図る人のことで、「命の門番」とも位置付けられています。ゲートキーパーは、特別な研修や資格は必要ありません。
1人でも多くの方に、ゲートキーパーとしての意識を持っていただき、専門性の有無に関わらず、それぞれの立場で行動を起こしていくことが自殺対策につながります。
ゲートキーパーの役割
(1)気づき 変化に気づいて、声をかける
(2)傾聴 本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける
(3)つなぎ 早めに専門家に相談するように促す
(4)見守り 温かく寄り添いながら、じっくりと見守る
相談窓口
宮古保健所のこころの相談
- 電話・来所相談(無料)
電話 0980-72-8447 ※「こころの相談をしたい」とお伝えください。
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沖縄県 保健医療介護部 宮古保健所
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電話:0980-72-2420 ファクス:0980-72-8446
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