海岸整備の方法
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 沖縄県では、海岸の環境および人々の安全を考慮した、次のような施工方法を取り入れながら事業を行っています。

●人工リーフ


瀬良垣海岸(恩納村)

海岸から離れた沖合いにブロックを設置して、波の勢いを衰えさせるもの。離岸堤背後の波がおだやかな部分には砂が集まり、トンボロ(舌状の堆積地形)が形成されます。

  ●養浜


宇地泊海岸(宜野湾市)

侵食された海岸に、人工的に砂を供給して海浜の造成を行い、砂浜の安定を図ること。沖縄近海の海砂を利用し、沖縄らしさを演出しています。


●突堤


北谷海岸(北谷町)

砂浜の安定を目的に、海岸線に対しほぼ直角に設けられる堤のこと。沖縄県では自然石を使った緩やかな傾斜をもった構造で、威圧感を排除するために曲線にするなど、優しさや親しみがもてるよう工夫しています。

 

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