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更新日:2023年10月30日
沖縄県は、全国的に見てもHIV感染者/エイズ患者の報告数が多い地域となっています。
〇沖縄県の特徴
・沖縄県のHIV 感染者・エイズ患者新規報告者数は、過去5年間でみると、2018年20件、2019年17件、2020年23件、2021年26件、2022年19件となっており、依然として感染が拡がっている状況です。
・診断時に既にエイズを発症している事例(いきなりエイズ)の割合は、全国平均が2022年では28.5%となっています。本県では2011年以降、2016年及び2017年を除き全国平均を上回り2022年では52.6%と全国平均を大幅に上回り、早期発見のための検査機会を逸していると推測されます。
・2022年の人口10万人あたりの新規報告数でみると、HIV感染者は全国6位、エイズ患者は全国1位です。
・HIV/AIDS患者の年代別では、20~30代で58%を占めています。
全国での梅毒の感染動向は2011年頃から増加傾向となり、2019~2020年に一旦減少したものの、2021年以降再度増加に転じました。そして2023年1月5日時点で、2022年全国で届け出のあった梅毒患者が12,966名と過去最高となったことが国立感染症研究所の「感染症発生動向調査で届け出られた梅毒の概要」で明らかとなりました。(https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/syphilis/2022q4/syphilis2022q4.pdf(外部サイトへリンク))
沖縄県でも例外ではなく2022年に届け出のあった梅毒患者は133名(速報値)と沖縄県としても過去最高となりました。(2023年1月31日沖縄県プレスリリースより)20230131_hiv-baidoku.pdf (pref.okinawa.jp)
梅毒感染があるとHIVの感染リスクも増大する事、また逆にHIV感染者で梅毒に感染すると早期に神経梅毒へ移行する事も報告されています。そのためHIV検査と合わせて梅毒等の性感染症検査も必要です。
HIV/エイズについて考えてみませんか?(世界エイズデーイベント開催予定)
無料検査一覧チラシ(令和5年6月1日より)(PDF:182KB)
宮古保健所 1階 ④検査室で行います。
入り口から突き当たり左側です。
病名 | 症状 | 治療方法 |
HIV/エイズ |
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抗ウイルス薬の服用など |
クラミジア |
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抗生物質の服用など |
梅毒 |
|
抗生物質の服用など |
HTLV-1に感染していても多くの方は生涯病気になることはないですが、一部の方でATL(成人T細胞白血病)や、HTLV-1関連脊髄症(HAM)、またはHTLV-1関連ブドウ膜炎(HU/HAU)などを発症する場合があります。
HTLV-1情報ポータルサイト (htlv1.jp)(外部サイトへリンク)
宮古保健所ではHTLV-1の相談を受け付けています。まずはお電話にてご相談ください。
(健康推進班 感染症担当 連絡先:0980-73-5074)
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