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更新日:2023年7月31日
~肝臓のニックネームは“沈黙の臓器”~
ウイルス性肝炎の原因となる肝炎ウイルスの持続感染者は、全国でB型が110万人~140万人、C型が190万人~230万人いると推定されており、国民の40人に1人が感染している計算になります。
肝炎になっても、肝臓はなかなかSOSを出しません。
「体がだるい」と気付くころには、かなりの重症になってしまっています。
適切な治療をしないまま放置すると、肝硬変、肝がんへと進行することがあります。
肝がんの原因の約90%はB型・C型のウイルス性肝炎です。
≪肝炎・肝硬変の主な症状≫
全身倦怠感(だるさ) ・食欲不振 ・疲れやすい ・出血傾向(血が出やすい)
こむら返り(足がつりやすい) ・むくみ ・腹水(おなかに水がたまる) ・・・などなど
上記症状がある場合は、医療機関を受診しましょう。
症状がなくても肝炎ウイルスに感染していることもあります。通常の健康診断では感染の有無は調べないため、普段から健康診断をしっかり受けている人でも、1度も肝炎ウイルス検査を受けたことがない場合は検査を受けることをお勧めします。感染しているかどうかは血液検査でわかります。
「一生に一度は肝炎ウイルス検査を受けましょう」
肝炎ウイルスに感染しているかどうかは血液検査で分かります。
感染していても、適切な健康管理・治療で、肝炎から肝硬変や肝がんに悪化するのを予防することが可能です。
無料検査一覧チラシ(令和5年6月より)(PDF:182KB)
過去に肝炎ウイルス陽性といわれたことがある方は、医療機関を受診してウイルス量の測定やエコー検査等で肝臓の状態を確認しましょう。
沖縄県では、肝炎ウイルス陽性者の早期治療につなげることや重症化予防を目的に、肝炎ウイルス検査で陽性となり、保健所からのフォローアップに同意した方に対して、医療機関での「初回精密検査費用」や「定期検査費用」の助成を行っております。
初回精密検査費用助成については、保健所の検査または市村の肝炎ウイルス検診等で陽性と判定されてから1年以内に受診する必要がありますので、ご注意ください。
対象者等につきましては、下記「検査費用の助成について」をご確認ください。なお、対象者の要件や自己負担額等の変更が時々ありますので、制度の利用を検討される場合は、当保健所までお問合せください。
沖縄県では肝炎治療について、医療費の一部を公費で負担する肝炎治療促進事業を行っています。
宮古保健所ではB型・C型肝炎に関する相談を来所・電話で行っています。
毎週月曜日~金曜日の午前9時~11時半、午後1時~5時(祝日・年末年始を除く。)
宮古保健所ではB型・C型肝炎検査を以下のとおり行っています。
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