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更新日:2022年7月1日
安里川は那覇市首里の弁ヶ岳を源流とし、中心市街地(国際通り)を貫流し泊港に注ぐ長さ約7kmの二級河川で、中流から河口にかけては川幅が非常にせまく、大雨のたびに川が氾濫し、毎年多くの被害を受けていました。このような状況で、河川改修を実施しているものの、安里川の周辺には民家が密集しており、川幅を広げる工事を行うことは困難な状況でした。 このようなことから、安里川の洪水氾濫を防止する抜本的対策として上流にダムを建設して洪水調整を行うとともに、流水の正常な機能の維持を図る目的で平成元年度より工事着手し平成12年度に完成しました。 |
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工事期間:平成元年度から平成12年度
金城ダムは多目的ダムとして、洪水調節、流水の正常な機能の維持の2つのはたらきがあります。
台風や梅雨の時期には、集中豪雨がおこることも多く、洪水で多くの被害を引き起こしています。そのため、ダムに流れ込む水を一時的に貯めて安全な量を下流に流して洪水を防ぐことが金城ダムの最も重要な役割です。 |
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日照りで川の水が少なくなると、水質保全や生物の環境保全のため、ダムに貯めてある水を流して川の機能を維持します。
ダム | 貯水池 | ||||||||||||||||||||||||||||
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位置(上流から下流に向かって左側が「左岸」、右側が「右岸」となります。) | ||||
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金城ダムの基礎岩盤は島尻泥岩(クチャ)という非常にもろい岩盤で、一般的なダムのように直接地盤にダムを建設するとダムが水圧をささえることができません。そのため基礎地盤をコンクリートで階段状に置き換えて水圧に耐えられる構造にしています。 |
ダム地点の計画高水流量40m3/sのうち23m3/sの洪水調節を行い、真嘉比遊水地と一体となって下流の氾濫を防止します。 |
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金城ダム管理所 | |||
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〒900-0071 沖縄県那覇市繁多川4町目553-2 |
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Tel:098-885-5210 | |||
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