新石垣空港課
現在の石垣空港新石垣空港環境への配慮関連用語解説関連リンクお問合せ
ホーム > 関連用語解説> 環境への配慮用語> カンムリワシ
 
  現在の石垣空港用語
  新石垣空港用語
  環境への配慮用語
     

サイト内検索
google
サイトマップ
 
関連用語解説
 
 
 
 
カンムリワシ
 
   
 
カンムリワシ   全長55cmでノスリくらいの大きさ。全身は茶褐色が強く、ずんぐりしている。翼の幅は広く、尾の幅も広い。頭部は白黒のまだら模様で後頭部の羽毛は長く冠羽状になる。翼には小さな白斑があり、下面は茶褐色で白い斑点と細い褐色の横斑がある。目先からろう膜にかけては黄色。若鳥は全体的に白っぽく体の上面や翼には褐色の斑点がある。尾には2本または3本の黒褐色の横帯がある。
 
   
 
ワシタカ目 ワシタカ科 Crested serpent eagle
Spilornis cheela perplexus Swann, 1922 絶滅危惧種
 
     
  ●近似種との区別
クマタカによく似るがクマタカは頭部以下の下面が白くて胸には黒い縦斑がある。また腹部には黒褐色の横斑がある。飛んだ時、下面からみると翼や尾の横斑がよく目立つ。

●分布の概要
インド、スリランカ、インドシナ、中国南部、ビルマ、マレー半島、大スンダ諸島、フィリッピン、台湾、南琉球などに分布し5種21亜種があるとされる。日本では西表島、石垣島で周年生息し、与那国島でも生息確認がある。

●学術的意義・評価
南アジア熱帯系要素をもつワシタカ類の北限に分布する種。日本固有亜種。

●特記事項
石垣島や西表島に総数100羽程度が生息している。国指定特別天然記念物 (1977)。国内希少野生動植物 (1993)

参考リンク:レッドデータブック

 
     
 
戻る
 
   
 
 
ページトップ
 
新石垣空港課