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【公共事業における赤土等流出防止対策の概念】 |
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1.表土保護工(濁水発生の抑制)
表土が直接雨滴の落下を受けないように裸地面を覆い、あるいは土の安定度や地下浸透を促進することによって赤土等の流出を発生源で直接くい止める工法で、完成造成面の表面処理等に用いられる「恒久対策」と土工事途中の「暫定対策」に区分される。 |
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土壌団粒化剤+種子吹付 |
シート被覆工 |
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芝による法面緑化 |
マルチング (枯草等による表面被覆) |
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2.流出抑制工(表流水のコントロール)
発生源近傍で表流水の流速を緩和し、浸食の拡大を抑制する「表面流出抑制工」と、工事区域外からの雨水混入防止、工事区域内の一時的な濁水の滞留あるいは地下浸透等をする「水路・流出抑制工」に区分される。 |
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小堤工
(表面流出抑制工) |
切り回し水路
(水路・流出抑制工) |
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土砂溜舛
(水路・流出抑制工) |
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3.濁水処理工
赤土等流出対策の最終施設にあたり工事区域で発生した濁水を一定量貯留し規定の水質まで処理した後に工事区域外に放流するための施設である。沈殿池を中心とした「濁水貯留処理施設」と機械施設を中心とした「濁水機械処理施設」に区分される。 |
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