身体障害者手帳におけるマイナンバー紐づけ誤り事案
デジタル庁からマイナンバーによる情報連携について総点検指示があり、同庁及び厚生労働省作成の総点検マニュアルに基づき、障害福祉課、身体障害者更生相談所が所管している「身体障害者手帳」について、本年9月から点検作業を進めていたところ、1件の紐付け誤りが確認されました。誤り確認後は、直ちに紐付け解除を済ませ、正しい情報に修正を行っています。
また、紐付け誤りによる個人が特定される情報の流出や誤って紐付けられた手帳情報の閲覧は、確認されておりません。
今後、同様の事案が発生しないよう再発防止に努めて参ります。
当該事案の概要は、以下のとおりです。
手帳情報との紐づけ誤り
身体障害者手帳1件(点検数:52,070件)
紐づけ誤りの原因
身体障害者手帳の交付申請・届は、15歳未満の児童については、保護者が代わりに申請することとなっています。今回の事案では、申請書・届の本人マイナンバー記入欄に保護者のマイナンバーが記載されており、保護者のマイナンバーを本人のものとして身体障害者手帳交付システムに登録したものです。
申請書の受理機関である市町村窓口において、マイナンバーの確認が不十分でした。
【マイナポータルで閲覧できる手帳情報】
手帳交付年月日(返還年月日、再交付年月日)、手帳番号、等級コード、障害名、障害程度コード、障害部位コード、障害認定日、旅客鉄道株式会社旅客運賃減額区分
【再発防止策】
デジタル庁が作成した「マイナンバー利用事務におけるマイナンバー登録事務に係る横断的なガイドライン」を遵守し、各種申請書の受理機関である市町村窓口等における本人確認を徹底するよう通知しました。
【紐づけ誤りがあった方への対応】
令和5年11月29日、申請者である保護者に対し電話連絡を行い、事情説明とお詫びを行いました。
障害者手帳の情報連携の再開
マイナンバー総点検時に、情報提供ネットワークシステムを介した情報提供を9月20日に停止したため、障害者手帳(身障手帳・療育手帳・精神手帳)情報がマイナポータルの閲覧ができない状態となっていましたが、令和6年1月24日より紐づけ誤りの可能性のある手帳情報を除く全ての手帳情報について情報提供を再開しています。
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沖縄県 生活福祉部 障害福祉課
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2 行政棟3階(北側)
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