令和8年8月3日 原爆の日を迎えるに当たっての知事コメント
8月6日は広島に、そして9日は長崎に原爆が投下された日であり、両日は今年で81 回目の原爆の日を迎えます。
原爆で亡くなられたすべての方に哀悼の意を表するとともに、今なお被爆の後遺症に苦しまれている方々に心よりお見舞いを申し上げます。
折しも今年は核拡散防止条約の再検討会議が開催されるも、成果文書の採択には至らないなど、核兵器拡散への懸念が高まっています。
私は、昨年12 月に恩納村の核ミサイル「メースB」発射基地跡を視察し、かつて県民が核兵器の恐怖と隣り合わせの生活を強いられていた現実を目の当たりにしたことで、改めて、核兵器廃絶を訴える必要性を実感しました。
こうした思いを胸に、6月23 日の慰霊の日に行った今年の平和宣言では、恒久平和とその過程として核兵器廃絶を目指すことを、取り組むべき責務として訴えました。
そして、県では現在、今後の平和行政の指針となる「恒久平和に貢献する沖縄ビジョン(仮称)」の策定手続きを進めており、その中においても、核兵器廃絶に向けて取り組んでいくことを明確に示す予定です。
また、今年度は核兵器廃絶もテーマに含めたシンポジウムを開催し、県民の皆さまとともに平和について考える機会を創出したいと考えております。
さらに今年の3月には、ポストSDGs において核兵器廃絶が目標として位置づけられることを目指すグローバル・アライアンスに加入したところであり、今後、国際社会に向けて核廃絶を働きかけてまいります。
沖縄県としましては、今後とも、独自の地域外交を展開する中で、平和を希求する沖縄のこころを発信することにより、地域の緊張緩和や信頼関係の構築を図り、世界の恒久平和・核廃絶に貢献していくことを目指してまいります。
令和8年8月3日
沖縄県知事 玉城 デニー
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