第32軍司令部壕事業

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令和元年10月、首里城が焼失してから、第32軍司令部壕を含む周辺施設の歴史的価値が再認識され、同壕の保存・公開を求める様々な県民の思いが寄せられています。また、戦後75年が経過し、戦争を知らない世代が大半を占める中、第32軍司令部壕の存在は「物言わぬ語り部」として、その重要性が増しています。
県では、同壕の保存・公開の可能性や平和発信・継承のあり方等について、多角的な視点から議論していただくため、専門家等で構成する第32軍司令部壕保存・公開検討委員会を設置しました。

検討委員会の開催状況や議論の詳細は次のリンクをご覧ください。

事業の趣旨

悲惨な沖縄戦の教訓を後世に正しく継承していくことは、私たちの責務である。第32軍司令部壕は、悲惨な沖縄戦の実相を凝縮した旧日本軍の司令部跡であったことから、維持管理を継続するとともに平和学習等に利活用することを検討する。

現状及び今後の対応等

壕の所在地が文化財保護地域、国営首里城公園敷地内及び住宅地の地下にあることから、調査、保存・公開に当たっては、国等の関係機関及び地権者との調整が必要で、相当な期間を要するものと考えられる。また、壕の土質が極めてもろく、安全性の問題が懸念されるため、その維持管理に万全を期する必要がある。

事業の全体計画

事業期間
平成4年度~
事業規模
壕の述べ延長千数百メートル
実施場所
那覇市首里
総事業費
未定

事業の経過

平成4年度
予備調査
平成5年度
試掘調査(95メートル)
平成6年度
試掘調査(175メートル)
平成9年度
「第32軍司令部壕保存・公開基本計画」策定
平成9年度~
維持管理点検を開始

このページに関するお問い合わせ

沖縄県 知事公室 平和・地域外交推進課
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2 行政棟1階(東側)
電話:098-894-2226 ファクス:098-869-7018
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