麻しん対策

ページ番号1028483  更新日 2024年4月2日

印刷大きな文字で印刷

国内で麻しんが発生しています!

麻しん(はしか)とは

 麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症です。強い感染力を有し、発症すると脳炎や肺炎などの合併症を併発して死亡することもあり、子どもにとって極めて重大な感染症です。麻しんを予防するには、ワクチン(MRワクチン)が有効です。今一度、母子手帳を確認し、MRワクチンの接種が済んでいるか確認して下さい。これまでMRワクチンをうったことがない、麻しんにかかったことがないという場合には、かかりつけ医へご相談して下さい。

医療機関用

1.保健所へ報告

・連絡先 :0980-52-5219 (北部保健所 健康推進班 感染症担当)
 感染症法上の報告基準に該当する場合、ただちに報告が必要です。
 休日、時間外もご報告下さい。

保健所へ連絡する際には、下記の流れで聞き取りを行いますので、情報提供のご協力をよろしくお願い致します。

  1. 病院名、電話口担当者氏名、職種、連絡先等
  2. 患者情報について(氏名・性別・年齢・住所・職業・連絡先・渡航歴・予防接種歴・家族情報・症状〈発熱・皮疹・カタル症状等〉・経過等)
  3. 検体容器の有無、及び検体採取状況
  • 咽頭ぬぐい液(滅菌綿棒で咽頭をていねいにぬぐい、約3ccのウイルス輸送培地に浸し(ない場合は、空の滅菌スピッツに入れ)、適当な長さで綿棒の柄の部分を折り密封する。
  • 末梢血液(1cc)(全血)CBCスピッツ1本
  • 尿(1cc以上採取し、滅菌スピッツで保存)
    《上記検体3つは採取後、速やかに冷蔵(4℃)で保存。》
  1. 検体の受け取り日時調整
  2. 院内の接触者の状況確認(事前に接触者の把握をお願いします)。

※患者さん・家族へ「麻しん疑い」であることを伝え、保健所より連絡がくることの了承を得て下さい。また、患者さん本人に感染性があるので人に会わないようにすることを伝えて下さい。

2.書類と検体の提出

(1)行政検査票
(2)検体
(3)発生届
 ※届け出基準に該当する場合は、発生届
 該当しない場合は、麻しん発生報告書(様式1)

3.検査結果の報告を受ける

  • 当日もしくは翌日に保健所から窓口担当者へ検査結果をご報告します。
  • 担当医師から患者さんへ検査結果を踏まえた診断結果をお伝え下さい。

陽性の場合

  • 医療機関にて、検査結果を踏まえた診断結果等を患者さんへ説明して下さい。その際に、解熱後3日または発疹出現後4日のうち、長い方を経過するまで他者との接触を控えるよう説明をお願いします。また、保健所より行動歴等の詳細な聞き取りが行われることをお伝え願います。
  • ただちに、発生届の提出が必要です。提出が済んでいない場合は、提出をお願いします。

陰性の場合

  • 発生届の取り下げ、または「麻しん発生追跡調査」(様式3)の提出をお願いします。

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページに関するお問い合わせ

沖縄県 保健医療介護部 北部保健所
〒905-0017 沖縄県名護市大中2-13-1
電話:0980-52-2714 ファクス:0980-53-2505
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。