HIV/AIDS及び性感染症対策

ページ番号1028480  更新日 2024年4月9日

印刷大きな文字で印刷

HIV/AIDS及び性感染症対策

HIV/AIDSとは?性感染症とは?

HIV/AIDS

・AIDS(後天性免疫不全症候群)は、HIVに感染し、免疫機能が低下し、厚生労働省の指定する23種類の疾患のいずれかを発症するとAIDSと診断されます。つまりHIV感染により体内でウイルスが増え続け未治療でいることでAIDSを発症してしまいます。近年沖縄県ではAIDSを発症して初めてHIVに感染していることがわかる「いきなりエイズ」の割合が増加傾向にある現状です。AIDS発症を予防するためには、早期発見・早期治療が重要です。
・HIVの感染経路は、性行為感染、血液感染、母子感染の3つで、日本では多くが性行為感染で感染しています。予防策をとり感染を防ぎましょう。

 

性感染症(STI)

・性感染症は、性的接触(性交、オーラルセックス、アナルセックス)によって感染する病気です。HIV感染症もその一つです。性感染症は無症状や軽症であることが多く、感染に気付かないまま他の人に移すことがあります。
・性感染症は1度かかったら2度とかからない病気ではないものが多いので、感染予防行動をとることは重要です。
・パートナーが未治療の場合は再感染の恐れがあるため、パートナーの治療も不可欠です。また、女性が感染した場合は、不妊症や母子感染等のリスクがあります。

 

予防するためには

・性感染症の予防には、「コンドームを正しく着用すること」が最も大切です。コンドームを傷つけたり、体液が漏れて相手に触れたりすることが無いよう注意しましょう。

・ピルには避妊効果はありますが、性感染症を予防することはできないので、自他を守るためにもコンドームを正しく着用しましょう。また、不特定多数の人と性交渉を持たないなどの心がけも重要です。

性感染症にかかったかもしれないと思ったら

 保健所へ相談

 →電話や来所で相談が可能です。保健所では薬の処方等の治療ができないため、症状が出ている場合には医療機関を案内することとしています。北部保健所では無料匿名の検査を受けることができますので、下記のリンクを確認の上ご相談下さい。
 電話:0980-52-5219 (北部保健所 健康推進班)

 

クリニックや病院を受診

 →保健所へ相談せずに直接受診してもよいです。産婦人科、泌尿器科等を受診しましょう。直接受診が不安な場合は事前に電話連絡の上受診するとよいです。HIV等の検査ができる医療機関及びクリニック等については、下記のリンクをご確認ください。

保健所の検査及び普及啓発活動について

【予約制】HIV・梅毒・クラミジア検査、肝炎検査(B型/C型)

北部保健所では、第2・4火曜日にHIV・梅毒・クラミジア検査と、肝炎検査(B型/C型)を行っております。検査をご希望の場合は、下記リンクを確認の上ご予約下さい。

 

HIV検査普及週間

毎年6月1日~7日は「HIV検査普及週間」となっています。令和5年度は、名桜大学及び北部看護学校にて、パネル展と啓発グッズの配布を実施しました。

 

世界エイズデー

毎年12月1日は「世界エイズデー」となっています。令和5年度は、管内商業施設でのパネル展や啓発グッズの配布を実施しました。また、12月に特例の検査枠を設け、住民の検査機会を確保しました。

 

 

啓発活動の様子

このページに関するお問い合わせ

沖縄県 保健医療介護部 北部保健所
〒905-0017 沖縄県名護市大中2-13-1
電話:0980-52-2714 ファクス:0980-53-2505
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。