海フェスタについて


四方を海に囲まれた我が国は、古来より、外国からの文化伝来はもとより、人・物の輸送、産業や生活などの分野にわたって海に深く関わってきました。また最近、海洋開発やウォーターフロントの整備、マリンレジャーの普及など、海とのかかわりが急速に多様化し、地球環境の保全の観点からも海の役割が重要視されています。
海の重要性を国民一人一人が正しく認識し、海の大切さを理解することは、貿易立国を国是とする海洋国・日本とって極めて重要なことであります。
昭和16年に「海の記念日」(7月20日)が設けられて以来、同日を中心に海の広報行事が開催されてきましたが、海の重要性にかんがみ、国民の祝日「海の日」を設けようとする国民運動が盛り上がり、平成8年から7月20日が国民の祝日に制定され、さらに平成15年度から、国民の祝日に関する法律の一部改正により、「海の日」が7月の第3月曜日となり、連休化されました。
こうした中、昭和61年から国民の海に対する関心をより一層高めるため、全国の主要港湾都市で「海の祭典」が開催されてきましたが、この「海の日」を中心とした連休化を契機に、「海の日」本来の意義が失われることなく、連休がより有効に活用される環境づくりを進めていくため、従来の「海の祭典」をリニューアルし、地域に密着した、より効果的に海の啓発宣伝の場として、平成15年から「海フェスタ」として実施されています。
「海フェスタおきなわ」は、「海の祭典」から通算すると今年で20回目を迎えることや、平成8年に「海の日」が国民の祝日として制定されてからちょうど10年目にあたり、2005年の沖縄県での開催が大きな節目の年となります。
「海フェスタおきなわ」の開催にあたっては、期間中に催される各種イベントを通じて本県の発展にかかせない港湾の重要性、水産物・海洋深層水など海洋資源の利活用、海とのふれあい体験を通した親子の絆強化、県内外との連携・交流など、おきなわの「人と美ら海(ちゅらうみ)」の魅力を最大限に生かした取り組みを実施してまいります。

(1) |
テーマ |
「美ら海 共生そして創造」 |
|
(趣 旨) |
「人」と「おきなわの海」とのあり方を見つめ直し、未来に向かって自然との共生を目指します。県民の貴重な財産であるおきなわの美ら海を損なうことなく、県民の安全・安心なくらしの確保と独創性溢れるおきなわ文化の創造、おきなわ観光・リゾートの持続的な発展は図ります。 |
|
|
|
|
(2) |
会 期 |
平成17年7月16日(土)〜7月24日(日)の9日間 |
(3) |
会 場 |
那覇港湾施設(那覇軍港)、那覇港、波の上ビーチ、牧港漁港、県立武道館、県民広場、パレットくもじ前イベント広場、宜野湾港マリーナ、沖縄コンベンションセンター、中城湾港(新港地区)、平敷屋漁港、残波岬、読谷村むら咲きむら、国営沖縄記念公園、渡久地港、本部元気村、渡嘉敷島、座間味島、平良港、石垣港、石垣市民会館展示ホール |
|
|
|
|
|
|
(4) |
主 催 |
海フェスタおきなわ実行委員会(事務局:沖縄県土木建築部港湾課内) |
(5) |
後 援 |
国土交通省、海上保安庁、気象庁、独立行政法人航海訓練所、内閣府沖縄総合事務局、沖縄県教育委員会、沖縄県の7団体 |
|
|
(6) |
事業内容 |
|
|
ア 主催イベント
(1) オープニングイベント
(2) 記念式典・祝賀会
(3) 海フェスタ杯全琉ハーリー大会
(4) 船舶の一般公開及び体験乗船
(5) シンポジウム
(6) 海の総合展
(7) フィナーレイベント等
イ 共催・協賛イベント
他団体が主体的に実施するイベントの中で、「海フェスタ」の趣旨と合致するイベントについて、共に連携して開催していくもの。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|

「海の祭典」及び「海フェスタ」の開催年及び開催地 ※( )内は開催港 |
第1回 |
福岡(北九州) |
(昭和61年) |
第12回 |
徳島(徳島) |
(平成9年) |
第2回 |
兵庫(神戸) |
(昭和62年) |
第13回 |
広島(広島) |
(平成10年) |
第3回 |
愛知(名古屋) |
(昭和63年) |
第14回 |
福井(敦賀) |
(平成11年) |
第4回 |
神奈川(横浜) |
(平成元年) |
第15回 |
静岡(静岡) |
(平成12年) |
第5回 |
東京(東京) |
(平成2年) |
第16回 |
青森(青森) |
(平成13年) |
第6回 |
新潟(新潟) |
(平成3年) |
第17回 |
石川(金沢など) |
(平成14年) |
第7回 |
宮城(仙台) |
(平成4年) |
【海フェスタ】 |
第8回 |
北海道(小樽) |
(平成5年) |
第18回 |
兵庫(神戸) |
(平成15年) |
第9回 |
大阪(大阪) |
(平成6年) |
第19回 |
福岡(博多) |
(平成16年) |
第10回 |
鹿児島(鹿児島) |
(平成7年) |
【沖縄県での開催は通算20回目】 |
第11回 |
三重(四日市) |
(平成8年) |
第20回 |
沖縄県(那覇港など) |
(平成17年) |
|