平成13年社会生活基本調査

生活時間に関する結果

沖縄県の概要

〜見えてきます21世紀のくらしと社会〜

調査の概要・主な用語・利用上の注意



調査の概要

平成13年社会生活基本調査は、国民の生活時間の配分及び自由時間等における主な活動について調査し、国民の社会生活の実態を明らかにすることにより、各種行政施策の基礎資料を得ることを目的として、総務省統計局が平成13年10月に実施しました。

社会生活基本調査は、昭和51年の第1回調査以来5年ごとに実施しており、今回の調査は6回目に当たります。

調査の対象は、全国の世帯から無作為に選定した約7万7、000世帯(沖縄県は約1、400世帯)で、その世帯にふだん住んでいる10歳以上の世帯員約20万人です。

今回公表する調査結果は、このうち生活時間の配分に関する結果です。



主な用語

活動の3区分

○1次活動 …… 生理的に必要な活動(睡眠,身の回りの用事,食事)

○2次活動 …… 社会生活を営む上で義務的な性格の強い活動
        (通勤・通学,仕事,学業,家事,介護・看護,育児,買い物)

○3次活動 …… 上記以外で各人が自由に使える時間における活動
        (移動,テレビ・ラジオ・新聞・雑誌,休養・くつろぎ,学習・研究,趣味・娯楽,スポーツ,ボランティア活動・社会参加活動,交際・付き合い,受診・療養,その他)

行動の種類
@睡眠(夜間の睡眠 昼寝 仮眠)

A身の回りの用事(洗顔 入浴 トイレ 身じたく 着替え 化粧 整髪 ひげそり 美容室でのパーマ・カット)

B食事(家庭での食事・飲食 外食店などでの食事・飲食 学校給食 職場での食事・飲食)

C通勤・通学(自宅と仕事場の行き帰り 自宅と学校(各種学校・専修学校含む)との行き帰り

D仕事(通常の仕事 仕事の準備・後片付け 残業 自宅に持ち帰ってする仕事 アルバイト 内職 自営業の手伝い)

E学業(学校(小学・中学・高校・高専・短大・大学・大学院・予備校など)の授業や予習・復習・宿題 構内清掃 ホームルーム)

F家事(炊事 食事の後片付け 掃除 ゴミ捨て 洗濯 アイロンかけ つくろいもの ふとん干し 衣類の整理片付け 家族の身の回りの世話 家計簿の記入 庭の草取り 銀行・市役所などの用事 車の手入れ 家具の修繕)

G介護・看護(家族・他の世帯にいる親族に対する日常生活における入浴・トイレ・移動・食事などの手助け 看病)

H育児(乳児のおむつの取り替え 乳幼児の世話 子供のつきそい 子供の勉強の相手 子供の遊びの相手)

I買い物(食料品・日用品・電化製品・レジャー用品など各種の買い物)

J移動(通勤・通学を除く)(電車やバスに乗っている時間・待ち時間・乗換え時間 自動車に乗っている時間 歩いている時間)

Kテレビ・ラジオ・新聞・雑誌(テレビ・ラジオの視聴 新聞・雑誌の購読)

L休養・くつろぎ(家族との団らん 仕事場または学校の休憩時間 おやつ・お茶の時間 食休み)

M学習・研究(学業以外)(学級・講座・教室 社会通信教育 テレビ・ラジオによる学習・研究 クラブ活動・部活動で行うパソコン学習など 自動車教習)

N趣味・娯楽(映画・美術・スポーツなどの観覧・鑑賞 観光地の見物 ドライブ 手芸 華道 園芸 ペットの世話 麻雀 趣味としての読書 テレビゲーム クラブ活動・部活動で行う楽器の演奏)

Oスポーツ(各種競技会 全身運動を伴う遊び 家庭での美容体操 クラブ活動・部活動で行う 野球など(学生が授業などで行うスポーツを除く))

Pボランティア活動・社会参加活動(道路や公園の清掃 施設の慰問 点訳 手話 災害地などへの援護物資の調達 福祉のつどい・バザーの開催 献血 高齢者の日常生活の手助け 民生委員 婦人活動 青少年活動 労働運動 政治活動 宗教活動 子供会の世話 美術館ガイド リサイクル運動 交通安全運動)

Q交際・つきあい(会食 知人と飲食 冠婚葬祭 送別会・同窓会への出席及び準備 あいさつ回り 見舞い 友人との電話 手紙を書く)

R受診・療養(病院での受診・治療 自宅での療養)

Sその他(求職活動 墓参り)

平均時間
行動の種類別総平均時間は、1人1日当たり平均時間で、総平均と行動者平均、曜日別平均と週全体平均とがある。

1 総平均
  該当する種類の行動をしなかった者を含む全員についての平均

2 行動者平均
  該当する種類の行動をした者(以下「行動者」という。)のみについての平均

3 曜日別平均
  調査の曜日ごとに平均値を算出したもので、「平日」、「土曜日」(学校のある日・ない日)、「日曜日」がある。

4 週全体平均   次の式により曜日別結果を加重平均したものである。
   週全体平均 = (平日平均 × 5 + 土曜日平均 + 日曜日平均) ÷ 7 
行動者数、行動者率、平均行動日数

○行動者数……………… 平成13年10月より過去1年間に、該当する種類の活動を行った人(10歳以上)の数

○行動者率……………… 10歳以上人口に対する行動者数の割合(%)
               行動者数 ÷ 10歳以上人口 × 100

○平均行動日数………… 行動者について平均した過去1年間の行動日数



○14地域を構成する都道府県
@北海道(北海道) A東北(青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県)
B関東T(埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県) C関東U(茨城県・栃木県・群馬県・山梨県・長野県)
D北陸(新潟県・富山県・石川県・福井県) E東海(岐阜県・静岡県・愛知県・三重県)
F近畿T(京都府・大阪府・兵庫県) G近畿U(滋賀県・奈良県・和歌山県)
H山陰(鳥取県・島根県) I山陽(岡山県・広島県・山口県)
J四国(徳島県・香川県・愛媛県・高知県) K北九州(福岡県・佐賀県・長崎県・大分県)
L南九州(熊本県・宮崎県・鹿児島県) M沖縄(沖縄県)


利用上の注意

1 統計表の数字は、表章単位未満の位で四捨五入してあること、総数に分類不能・不詳の数を含むことから、総数と内訳の合計とは必ずしも一致しない。

2 増減及び増減率、構成比等の比率は、表章単位の数字から算出している。

3 統計表中の「0」、「0.0」、「0.00」は、集計した数値が表章単位に満たないものである。

4 統計表中「−」は、該当数字のない箇所である。

5 本文中についても同様である。



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