平成13年社会生活基本調査

生活時間に関する結果

沖縄県の概要

〜見えてきます21世紀のくらしと社会〜




2 生活時間の動向

(1)日曜日の2次活動時間が大幅に増加

10歳以上の人について、曜日別の生活時間を平成8年と比較すると、平日、土曜日、日曜日のいずれにおいても、男女とも、1次活動時間は減少しており、2次活動は増加している。

特に、日曜日の2次活動は男性が46分、女性が34分と大幅に増加している。また、3次活動は、男女とも、土曜日で増加しているものの、日曜日では減少している。

表2曜日別生活時間(10歳以上)

(2)1次活動時間は減少、2次活動時間は増加

15歳以上の人について、生活時間を平成8年と比較すると、1次活動時間は、平成8年が10時間39分、13年が10時間27分と12分の減少となった。内訳をみると、「睡眠」、「身の回りの用事」、「食事」がそれぞれ4分減少している。

これに対し2次活動時間は、平成8年が6時間54分、13年が7時間3分と9分の増加となった。

主な内訳をみると、「仕事」が14分減少しているが、「家事」及び「育児」がそれぞれ8分の増加、「学業」が4分の増加などとなっている。

3次活動時間も、平成8年が6時間28分、13年が6時間30分と2分の増加となっている。

主な内訳をみると、「テレビ・ラジオ・新聞・雑誌」が21分減少しているものの、「移動(通勤・通学を除く)」が9分の増加、「趣味・娯楽」が6分の増加、「交際・付き合い」が5分の増加、「受診・診療」が4分の増加などとなっている。

表3行動の種類別生活時間(15歳以上)ー週全体

(3)2次活動時間の男女差は拡大

15歳以上の人について、生活時間の男女差(男性−女性)を平成8年と比較すると、1次活動時間は△7分から+4分へ、3次活動は+1時間1分から+56分へとそれぞれ差が縮小しているのに対し、2次活動は△54分から△1時間へと拡大している。

主な生活時間を個別にみると、家事関連時間の男女差は△3時間16分から△3時間28分へ、仕事時間は+2時間6分から+2時間15分へと拡大している。

一方、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌は35分から25分へ、休養等自由時間活動は32分から27分へと縮小している。



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