平成13年社会生活基本調査

生活行動に関する結果

沖縄県の概要

〜見えてきます21世紀のくらしと社会〜

結果の概要



1 インターネット

男性の約40%、女性の約35%の人が「インターネット」を利用

○ 過去1年間に「インターネット」を利用した人(10歳以上)は約421千人で、利用率は37.3%となっている。

男女別にみると、男性の利用率は40.2%、女性の利用率は34.5%となっており、男性の方が女性より5.7ポイント高くなっている。

○ 「インターネット」の利用者率は、24歳までの若年層では女性の方が男性より高くなっているが、25歳以上の各年齢層では男性の方が高くなっている。


男女、年齢階級別「インターネット」の利用者率

約3割の人が「情報交換」での利用、約5%の人が「商品やサービスの予約、購入、支払い等」に利用

○ 「インターネット」の利用者率を利用の形態別にみると、電子メールなどの「情報交換」に利用した人が31.1%、ホームページの閲覧などの「情報収集」に利用した人が21.3%、ホームページの開設などの「情報発信」に利用した人が4.1%などとなっている。

また、「インターネット」を「商品やサービスの予約、購入、支払い等」に利用した人は5.3%となっている。

これを年齢階級別にみると、「情報交換」、「情報収集」は15歳〜24歳が最も高くなっている。

利用形態別「インターネット」の利用者率

「情報交換」で「インターネット」を利用している人は年に約156日の利用

○ 「インターネット」の年間の平均利用日数を利用の形態別にみると、「情報交換」が155.9日、「情報発信」が93.5日、「情報収集」が90.0日、「商品やサービスの予約、購入、支払い等」が25.0日となっている。

  第1表 男女、年齢、インターネットの利用の種類別行動者率(Excel形式)


2 ボランティア活動

4人に約1人が「ボランティア活動」、このうち行動者率が最も高いのは「まちづくりのための活動」

○ 過去1年間に何らかの「ボランティア活動」を行った人は約293千人で、行動者率は26.0%となっている。

平成8年と比較すると3.8ポイント上昇しており、特に15〜24歳では10.3ポイント上昇している。

○ 「ボランティア活動」の行動者率を男女別にみると、男性は25.5%、女性は26.5%となっている。

また、活動の種類別にみると、「まちづくりのための活動」が12.3%と最も高くなっている。

年齢階級別「ボランティア活動」の行動者率ボランティア活動の種類別行動者率

35歳〜44歳の行動者率が高い

○ 「ボランティア活動」の行動者率を年齢階級別にみると、男女ともに35歳〜44歳がそれぞれ34.1%、38.0%と最も高くなっている。

また、25〜34歳、55歳〜64歳を除く各年齢層で女性が男性より高くなっている。

  第2表 男女、年齢、ボランティア活動の種類別行動者率(Excel形式)


3 旅行・行楽

約4割の人が「旅行」

○ 過去の1年間に「旅行・行楽」を行った人は約680千人で、行動者率は60.3%となっている。

このうち「行楽(日帰り)」の行動者率は44.8%、「旅行(1泊2日以上)」は42.2%となっている。


「旅行・行楽」の行動者率は15〜24歳で高い伸び

○ 「旅行・行楽」の行動者率を平成8年と比べると1.9ポイント上昇している。 これを年齢別にみると、15〜24歳(行動者率64.0%)は10.1ポイント上昇しているのに対し、65〜74歳(同44.2%)は8.7ポイント低下している。

年齢階級別「旅行・行楽」の行動者率

女性の行動者率が高い「国内観光旅行」

○ 「国内観光旅行」の行動者率は27.8%と平成8年に比べ2.5ポイント上昇している。

また、男女別にみると、75歳以上を除く各年齢層で女性が男性より高くなっている。

○ 「海外観光旅行」の行動者率は4.7%と0.9ポイントの低下となっている。

また、年齢階級別にみると、55〜64歳で男女とも最も高くなっている。

男女、年齢階級別「観光旅行」の行動者率


  第3表 男女、年齢、旅行・行楽の種類別行動者数(Excel形式)


4 学習・研究

男女ともに「パソコン等の情報処理」の行動者率が高い

○ 「学習・研究」の行動者率は30.8%で、男性は31.0%、女性は30.5%となっている。

「学習・研究」の行動者率を男女別にみると、男性は「パソコン等の情報処理」(15.8%)が最も高く、次いで「英語」(9.5%)、「人文・社会・自然科学」(7.8%)となっている。

一方、女性も「パソコン等の情報処理」(11.1%)が最も高く、次いで「家政・家事」(10.0%)、「英語」(9.8%)となっている。

男女、「学習・研究」の種類別行動者率


第4表 男女、年齢、学習・研究の種類別行動者率(Excel形式)


5 スポーツ

7割以上の人が「スポーツ」

○ 過去1年間に何らかの「スポーツ」を行った人は約831千人で、行動者率は73.7%となっている。

行動者率が高い種類は、「運動としての散歩・軽い体操」(42.0%)、「ボウリング」(30.1%)、「水泳」(19.4%)などとなっている。

若年層の行動者率が特に低下

○ 「スポーツ」の行動者率を平成8年と比較すると、1.4ポイント低下している。

これを年齢階級別にみると、54歳以下の各年齢階層で低下しており、15〜24歳で低下幅が大きくなっている。

一方、55歳以上の高齢者層では、行動者率が上昇している。

年齢階級別「スポーツ」の行動者率

多くの種類で行動者率が低下

○ 「スポーツ」の行動者率を種類別に平成8年と比較すると、「スキー・スノーボード」、「つり」がわずかながら上昇しているものの、「バレーボール」、「ボウリング」、「野球(キャッチボールを含む)」、「ソフトボール」、「ゴルフ(練習場を含む)」などは低下している。

「スポーツ」の種類別行動者率


  第5表 男女、年齢、スポーツの種類別行動者率(Excel形式)


6 趣味・娯楽

45歳以上で盛んな「園芸・庭いじり・ガーデニング」

○ 「趣味・娯楽」の行動者数は約921千人で、行動者率は81.7%となっている。

行動者率が高いものは、「カラオケ」(42.2%)、「趣味としての読書」(37.8%)、映画鑑賞(36.0%)などとなっている。

○ 「趣味・娯楽」の行動者率を年齢階級別にみると、「カラオケ」は15歳〜74歳の各年齢層で上位に入っており、45歳以上では「園芸・庭いじり・ガーデニング」が最も高くなっている。

年齢階級1位2位3位
15〜24歳カラオケ(63.8%)映画鑑賞(59.4%)テレビゲーム(54.2%)
25〜34歳カラオケ(49.3%)映画鑑賞(44.2%)趣味としての読書(39.6%)
35〜44歳趣味としての読書(47.6%)カラオケ(47.4%)映画鑑賞(41.4%)
45〜54歳園芸・庭いじり・ガーデニング(43.6%)カラオケ(41.6%)趣味としての読書(39.3%)
55〜64歳園芸・庭いじり・ガーデニング(51.4%)カラオケ(35.0%)趣味としての読書(33.6%)
65〜74歳園芸・庭いじり・ガーデニング(43.2%)趣味としての読書(21.2%)カラオケ(19.2%)
75歳以上園芸・庭いじり・ガーデニング(31.0%)演芸・演劇・舞踊鑑賞(テレビ等は除く) (16.7%)趣味としての読書(11.6%)

  第6表 男女、年齢、趣味・娯楽の種類別行動者率(Excel形式)



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