平成12年国勢調査報告 |
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労働力率は低下
平成12年における15歳以上人口(1,044,383人)の労働力状態をみると、労働力人口(就業者数及び完全失業者)は613,002人で、平成7年に比べ9,363人(1.6%)増となっている。また、労働力率は(15歳以上人口に占める労働力人口の割合)は58.7%で 、平成7年に比べ2.2ポイントの低下となっている。
労働力人口を男女別にみると、男性は363,443人(労働力率71.6%)、女性は249,559人(同46.5%)で、男性が約6割を占めている。平成7年と比べると、男性が、1.4%減少、女性が6.1%増加となっており、労働力率は男性が5.1ポイント減少、女性が0.5ポイント増加となっている。
一方、非労働力人口は(家事従業者、通学者、高齢者など)は414,255人で、平成7年に比べ31,481人(8.2%)増となっている。
女性の25〜59歳の労働力率は上昇
平成12年の男女別労働力率を年齢階級別にみると、男性は25〜29歳から50〜54歳までの各年齢階級が90%〜93%台と高くなっている。
また、女性は25〜29歳の70.4%と45〜49歳の65.4%を頂点とし、35〜39歳の61.8%を谷とするM字型となっている。平成7年と比べると、男性は各年齢階級で低下しており、特に60歳以上の低下が著しい。
女性は25〜29歳から55〜59歳の各年齢階級で上昇している。