平成14年 商業統計調査

5.商品手持額



商品手持額  2057億4443万円(  187億8450万円減、前回比△ 8.4%)
   卸売業  900億1621万円(  51億9460万円減、  同  △ 5.5%)
   小売業  1157億2822万円(  135億8990万円減、 同 △ 10.5%)

※商品手持額については、平成11年調査では調査項目でなかったため、前回比は平成9年となっている。

(1) 商品手持額は総額で 2057億4443万円、前回調査に比べ 187億8450万円(前回比△8.4%)減少している。

 卸売業、小売業別にみると、卸売業は 900億1621万円で、51億9460万円(同△5.5%)減少し、小売業は 1157億2822万円で、135億8990万円(同△10.5%)減少している。

第5-1図商品手持額の推移

(2) 業種別構成比をみると、卸売業では 他に分類されない卸売業が 24.4%を占め最も大きく、次いで 食料・飲料卸売業が 20.1%、建築材料卸売業が 10.9%、医薬品・化粧品等卸売業7.7%等と続き、これら4業種で卸売業全体の6割を占めている。

 小売業では、織物・衣服・身の回り品小売業が13.8%を占め最も大きく、次いで飲食料品小売業が13.7%、家具・じゅう器・機械器具小売業が13.0%となっており、この3業種で小売業全体の4割を占めている。

第5-2図商品手持額の業種別構成比-1 第5-2図商品手持額の業種別構成比-2


(3) 業種別に前回調査との増減をみると、卸売業では、他に分類されない卸売業が96億4994万円(前回比 78.4%)、食料・飲料卸売業が 17億4709万円(同10.7%)、各種商品卸売業が 2億6064万円(同73.4%)などと増加し、建築材料卸売業で 38億25万円(同△28.0%)、一般機械器具卸売業が 29億5230万円(同△43.6%)、鉱物・金属材料卸売業が 24億7132万円(同△30.0%)などと減少している。

   小売業では、燃料小売業が 69億68万円(同198.7%)、医薬品・化粧品小売業が 16億306万円(同22.5%)、各種商品小売業が 5億5257万円(同6.3%)などと増加し、家具・じゅう器・機械器具小売業が 79億9821万円(同△34.8%)、織物・衣服・身の回り品小売業が 64億1291万円(同△28.7%)、飲食料品小売業が 25億5007万円(同△13.9%)などと減少している。

  第5表 業種別商品手持額と構成比、前回比(Excel形式)



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