平成１４年 商業統計調査
４．年間商品販売額
年間商品販売額 ２兆４９２０億５６７２万円
（ １８３０億８０６５万円減、前回比△ ６．８％）
卸売業 １兆４６３８億２９４９万円
（ ２２６３億 ６０９万円減、 同 △１３．４％）
小売業 １兆 ２８２億２７２３万円
（ ４３２億２５４４万円増、 同 ４．４％）
年間商品販売額は、２兆４９２０億５６７２万円で、前回調査に比べ １８３０億８０６５万円（前回比△６．８％）減少している。
卸売・小売業別にみると、卸売業は １兆４６３８億２９４９万円で ２２６３億６０９万円（同 △１３．４％）減少し、小売業は１兆２８２億２７２３万円で４３２億２５４４万円（同４．４％）増加している。
（２） 業種別構成比をみると、卸売業では、食料・飲料卸売業が２３．９％を占め最も大きく、次いで鉱物・金属材料 １２．４％、他に分類されない卸売業 １２．１％、農畜産物・水産物卸売業 １１．０％等と続きこれら４業種で約６割を占めている。
小売業では、飲食料品小売業が ３６．３％を占め最も大きく、次いで各種商品小売業が１２．０％、燃料小売業が １１．１％、となっており、この３業種で約６割を占めている。
（３） 業種別に前回調査との増減をみると、卸売業では、鉱物・金属材料卸売業が３２９億９２５万円（前回比 ２２．２％）、再生資源卸売業が ３億７５万円（同８．０％）、繊維品卸売業が１億７８３万円（同１１．２％）などと、３業種で増加し、各種商品卸売業が ４０７億４９９７万円（同△７６．７％）の減少と、１３業種で減少している。
小売業では、各種商品小売業が ２８６億１９８４万円（同３０．３％）、飲食料品小売業が２３８億３７９４万円（同６．８％）、燃料小売業が１１５億３１９５万円（同１１．３％）など、７業種で増加し、織物・衣服・身の回り品小売業が１３３億６５４６万円（同△１８．２％）の減少と、６業種で減少している。
第４−１表 業種別年間商品販売額と構成比、前回比
（Excel形式）
（４） 従業者規模別の構成比をみると、総数では、５人〜９人規模の事業所が １８．６％を占め最も大きく、次いで１０人〜１９人規模１８．０％、５０人〜９９人規模１５．３％の順となっている。
９人以下の規模の事業所は、３１．６％、１０人以上の規模の事業所は、６８．４％となっている。
前回調査と比べると、９人以下の規模の事業所が ２．３ポイントの増加となっている。
卸売業では、4人以下の小規模事業所は、１１．３％、５人〜９９人以下の中規模事業所は、７６．７％を占めており、９９人以下の小、中規模の事業所が全体の８割以上を占めている。
前回調査と比べると、１００人以上の大規模事業所が ２．７ポイントの増加となっている。
小売業では、４人以下の小規模事業所は、１５．２％、５人〜４９人以下の中規模事業所は、５５．９％を占めており、４９人以下の小、中規模の事業所が小売業全体の７割を占めている。
前回調査と比べると、５０人以上の大規模事業所が ４．０ポイントの増加となっている。
第４−３図 年間商品販売額の従業者規模別構成比（％）
（５） 従業者規模別の増減をみると、卸売業及び小売業の合計では、５人〜９人規模が ４２６億４７２５万円（前回比 １０．１％）、５０人〜９９人規模が ３１９億９０１２万円（同９．１％）、１００人以上規模が２１４億４１３８万円（同７．６％）と増加し、１０人〜１９人規模が １７９６億１７２９万円（同△２８．５％）、３０人〜４９人規模が ４７２億５３１８万円（同△１３．６％）、２人以下規模が２１９億２０５３万円（同△１４．８％）などと減少している。
卸売業では、５人〜９人規模が ２８７億５５７８万円（同１１．６％）、１００人以上規模が １８２億５３４４万円（同１１．６％）と増加し、１０人〜１９人規模が １８１４億６８９７万円（同△４１．９％）、３０人〜４９人規模が ５４０億９２４８万円（同△２３．６％）、５０人〜９９人規模が １７２億１４８１万円（同△７．５％）などと減少している。
小売業では、５０人〜９９人規模が ４９２億４９３万円（同４１．０％）、５人〜９人規模が １３８億９１４７万円（同８．０％）、３０人〜４９人規模が ６８億３９３０万円（同５．８％）などが増加し、２人以下規模が １４０億７０４７万円（同△１５．９％）、３人〜４人規模が １０１億７７６万円（同△１１．０％）、２０人〜２９人規模が ７５億７１６５万円（同△１０．４％）と、減少している。
第４−２表 従業者規模別年間商品販売額
（Excel形式）
（６） 経営組織別の構成比をみると、卸売業及び小売業の合計では、法人事業所 ８９．３％、個人事業所 １０．７％となっており、法人事業所の年間商品販売額が全体の約９割を占めている。
前回調査と比べると、法人事業所の構成比が ０．７ポイント高まっている。
卸売業では、法人事業所 ９５．０％、個人事業所 ５．０％となっており、法人事業所の年間商品販売額が卸売業全体の９割を占めている。
前回調査と比べると、法人事業所が ０．４ポイント高まっている。
小売業では、法人事業所 ８１．１％、個人事業所 １８．９％となっており、法人事業所の年間商品販売額が小売業全体の８割を占めている。
前回調査と比べると、法人事業所が ２．８ポイント高まっている。
第４−４図 年間商品販売額の法人・個人別構成比
第４−３表 法人、個人別の年間商品販売額
（Excel形式）
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