平成14年 沖縄県鉱工業指数年報
(平成12年基準)
T 平成14年鉱工業の動向
3 財別の動向
《生産》
生産の動きを財別に見ると、最終需要財は102.5となり、対前年比5.2%の上昇となった。生産財は87.9となり、同3.7%の低下となった。全体では98.8となり、同3.1%の上昇となった。
最終需要財では、投資財(建設財)は104.8となり、同10.2%の上昇と3年ぶりの増加となった。消費財(非耐久消費財)は100.8となり、同1.9%の上昇となった。生産財では、鉱工業用生産財は90.6となり、同0.3%の低下と前年に引き続き減少した。その他用生産財は82.3となり、同10.7%の低下となった。
なお、財別の内訳では、建設財はアルミサッシ等、鉄骨、ポルトランドセメントなどが増加し、非耐久消費財は外衣・中衣、あわもり、発泡酒などが増加した。また、鉱工業用生産財はアルミ圧延製品、ナフサ、回収いおうなどが減少し、その他用生産財はC重油、軽油、A重油などが減少した。

《出荷》
出荷の動きを財別に見ると、最終需要財は100.9となり、対前年比1.7%の上昇となった。生産財は83.7となり、同7.2%の低下となった。全体では93.7となり、同1.8%の低下となった。
最終需要財では、投資財(建設財)は110.1となり、同11.6%の上昇となった。消費財(非耐久消費財)は96.7となり、同2.7%の低下となった。生産財では、鉱工業用生産財は88.0となり、同0.5%の低下と3年連続の減少となった。その他用生産財は80.9となり、同11.4%の低下となった。
なお、財別の内訳では、建設財はアルミサッシ等、ポルトランドセメント、道路用コンクリートブロックなどが増加し、非耐久消費財は灯油、豚枝肉、ビールなどが減少した。また、鉱工業用生産財はナフサ、アルミ圧延製品、含蜜糖などが減少し、その他用生産財は軽油、C重油、A重油などが減少した。

《在庫》