沖縄県鉱工業指数

平成13年 沖縄県鉱工業指数年報
(平成7年基準)


T 平成13年鉱工業の動向

3 財別の動向

《生産》

   生産の動きを財別に見ると、最終需要財は対前年比5.5%減の76.7となり、前年に引き続き低下した。生産財も同10.3%減の83.3となり、全体では同7.1%減の78.7となった。
 最終需要財では、投資財(建設財)は同9.2%減の83.2となり前年より低下した。消費財(非耐久消費財)は同2.6%減の72.5となり、前年に続き低下した。生産財では、鉱工業用生産財は同11.9%減の87.0となった。その他用生産財は同8.1%減の78.7となった。
 なお、財別の内訳では、建設財は鉄構物、生コンクリート、道路用コンクリートブロックなどが減少し、非耐久消費財はビール、牛枝肉、トイレットペーパーなどが減少した。また、鉱工業用生産財は分蜜糖、石灰石、ポルトランドセメントなどが減少し、その他用生産財はプラスチック製フィルム・シート、ジェット燃料油、C重油などが減少した。

第10表 財別生産指数


《出荷》

   出荷の動きを財別に見ると、最終需要財は対前年比6.3%減の77.7となり、前年より低下した。生産財も同10.2%減の81.4となり、全体では同7.6%減の78.9となった。
 最終需要財では、投資財(建設財)は同9.1%減の83.0となり前年より低下した。消費財(非耐久消費財)も同4.2%減の74.7となり、前年より低下した。生産財では、鉱工業用生産財は同12.0%減の88.6となった。その他用生産財は同7.7%減の73.9となった。
 なお、財別の内訳では、建設財は鉄構物、生コンクリート、アルミサッシ等などが減少し、非耐久消費財はビール、精米、牛枝肉などが減少した。また、鉱工業用生産財は分密糖、石灰石、食缶などが減少し、その他用生産財はC重油、プラスチック製フィルム・シート、ジェット燃料油などが減少した。

第11表 財別出荷指数


《在庫》

   在庫の動きを財別に見ると、最終需要財は対前年比2.3%増の88.8となり、前年より上昇した。生産財は同5.4%減の70.2となり、全体では同0.7%減の80.4となった。
 最終需要財では、投資財(建設財)は同1.9%減の99.3となり前年より低下した。消費財(非耐久消費財)は同6.6%増の81.1となり、前年より上昇した。生産財では、鉱工業用生産財は同26.7%増の77.3となった。その他用生産財は同15.8%減の67.2となった。
 なお、財別の内訳では、建設財は小形棒鋼、アルミサッシ等、道路用コンクリートブロックなどが減少し、非耐久消費財はあわもり、外衣・中衣、揮発油(ガソリン)などが増加した。また、鉱工業用生産財は食缶、石灰石、ナフサなどが増加し、その他用生産財はC重油、ジェット燃料油、A重油などが減少した。


第12表 財別在庫指数

第17図 最終需要財

第18図 建設財

第19図 非耐久消費財

第20図 生産財

第21図 鉱工業用生産財

第22図 その他生産財



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