平成１３年鉱工業の動向／２業種別の動向

　生産指数は、小形棒鋼、鉄線、鉄蓋の減少によって83.7となり、対前年比2.2％の低下となった。出荷指数は、小形棒鋼の増加によって87.0となり、同3.2％の上昇となった。在庫指数は、小形棒鋼、鉄蓋の減少によって95.1となり、同14.1％低下となった。

　生産指数は、鉄構物、アルミサッシ等、食缶などの減少によって80.6となり、対前年比21.0％の低下となった。出荷指数は、鉄構物、アルミサッシ等、食缶などの減少によって78.0となり、同21.8％の低下となった。在庫指数は、食缶、金網の増加によって50.0となり、同22.9％の上昇となった。

　生産指数は、生コンクリート、ポルトランドセメント、道路用コンクリートブロックなどの減少によって82.7となり、対前年比7.7％の低下となった。出荷指数は、生コンクリート、道路用コンクリートブロック、ポルトランドセメントなどの減少によって82.9となり、同6.2％の低下となった。在庫指数は、遠心力鉄筋コンクリートパイル、遠心力鉄筋コンクリート管、護岸用コンクリートブロックの増加によって112.2となり、同4.2％の上昇となった。

　生産指数は、配合肥料、か成ソーダ、塩酸、酸素、硝安油剤爆薬などの減少によって87.3となり、対前年比1.2％の低下となった。出荷指数は、農薬（その他）、配合肥料の減少によって83.2となり、同2.1％の低下となった。在庫指数は、か成ソーダ、農薬（その他）、配合肥料などの増加によって98.6となり、同4.9％の上昇となった。

　生産指数は、ジェット燃料油、C重油、軽油などの減少によって74.1となり、対前年比5.2％の低下となった。出荷指数は、Ｃ重油、ナフサ、ジェット燃料油などの減少によって73.0となり、同4.3％の低下となった。在庫指数は、Ｃ重油、ジェット燃料油、灯油などの減少によって73.3となり、同12.3％の低下となった。

　生産指数は、強化プラスチック製品の増加によって117.1となり、対前年比5.1％の上昇となった。出荷指数は、強化プラスチック製品の増加によって111.8となり、同0.2％の上昇となった。在庫指数は、強化プラスチック製品、発泡プラスチック製品の減少によって97.9となり、同0.7％の低下となった。
/div>
第１０図　プラスチック製品工業

（７）パルプ・紙・紙加工品工業

　生産指数は、トイレットペーパー、段ボールの減少によって91.1となり、対前年比13.2％の低下となった。出荷指数は、トイレットペーパー、段ボールの減少によって90.6となり、同13.2％の低下となった。在庫指数は、トイレットペーパー、タオル用紙、ちり紙の減少によって102.7となり、同5.8％の低下となった。

（８）繊維工業（総合）

　生産指数は、麻織物、外衣・中衣の増加によって14.7となり、対前年比31.3％の上昇となった。出荷指数は、外衣・中衣、麻織物の増加によって23.9となり、同91.2％の上昇となった。在庫指数は、外衣・中衣の増加によって65.2となり、同108.3％の上昇となった。

（９）木材・木製品工業

　生産指数は、製材の増加によって44.0となり、対前年比8.9％の上昇となった。出荷指数は、製材の増加によって44.7となり、同4.0％の上昇となった。在庫指数は、特殊合板、普通合板の減少によって111.5となり、同0.8％の低下となった。

（10）食料品工業

　生産指数は、分蜜糖、ビール、牛枝肉などの減少によって76.9となり、対前年比4.6％の低下となった。出荷指数は、分蜜糖、ビール、精米などの減少によって78.3となり、同7.6％の低下となった。在庫指数は、あわもり、配合飼料、肉製品（その他）などの増加によって74.7となり、同6.0％の上昇となった。

（11）その他工業

　生産指数は、アルミ圧延製品、台所用家具の増加によって154.3となり、対前年比9.0％の上昇となった。出荷指数は、アルミ圧延製品、台所用家具の増加によって158.0となり、同9.3％の上昇となった。在庫指数は、アルミ圧延製品の減少によって95.4となり、同5.5％の低下となった。

（12）鉱業

　沖縄県の場合、鉱業の採用品目は、石灰石のみである。
　生産指数は、81.4となり、対前年比14.4％の低下となった。出荷指数は、80.3となり、同13.2％の低下となった。在庫指数は、135.3となり、同21.7％の上昇となった。

平成１３年沖縄県鉱工業指数年報
（平成７年基準）

Ⅰ 平成１３年鉱工業の動向