平成14年家計調査の結果からみた沖縄県の概況
4 項目別支出における種類別指数(1)
(1)食料支出
「飲料」、「穀類」への支出は全国並み、「魚介類」、「酒類」、「果物」は低い
食料支出における種類別指数(支出額の全国平均を100とした場合の値)をみると、「飲料」が全国平均とほぼ同値であるが、それ以外の項目で全国を下回っている。
「穀類」、「調理食品」、「油脂・調味料」、「乳卵類」は80〜90%台で高めだが、「魚介類」、「酒類」、「果物」については50〜60%台と低めの支出となっている。

(2)住居・光熱・水道支出
「家賃地代」、「上下水道」の支出額が高い
住居支出における種類別指数をみると、「家賃地代」、「上下水道」が全国平均を上回っている。
家賃・地代を支払っている世帯の割合で見ても全国22%に比べ沖縄県38.7%、那覇市40.8%と高いことが要因と思われる。
逆に「他の光熱費」(主に灯油)、「設備修繕・維持」への支出は低いものとなっている。

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