平成13年 事業所・企業統計調査

7.市・郡・市町村・地域別事業所数及び従業者数(全産業)



(1)市・郡

 市・郡別に事業所数 (法人経営の農林漁業を含む)の分布状況をみると、市部72.9%、郡部 27.1%と、市部に集中している。

 従業者数は、市部 73.4%、郡部 26.6%となっており、より市部への集中状況がみられる。

 市部の事業所数の構成比は、那覇市 27.8%、沖縄市 9.7%、浦添市 7.9%、宜野湾市 6.0%の順になっており、郡部では島尻郡が 10.6%と最も高く、以下中頭郡 9.6%、国頭郡 4.9%の順である。

 従業者数は、市部で那覇市 29.4%、浦添市 10.5%、沖縄市 8.7%、 宜野湾市 5.7%の順になっており、郡部では島尻郡と中頭郡が 10.3%と最も高く、以下中頭郡 4.5%の順である。


図7−1 市・郡部別事業所数及び従業者数の構成比
図7-1市・郡部別事業所数の構成比 図7-1市・郡部別従業者数の構成比

(2)市町村別事業所数・従業者数の密度

 1平方キロメートル当たりの事業所密度を市町村別にみると、那覇市が 507.0 事業所で最も高く、次いで浦添市 294.1 事業所、宜野湾市 218.5 事業所、与那原町 203.4 事業所、南風原町 147.3 事業所、沖縄市 139.6 事業所、北谷町 104.2 事業所となっている。また、事業所密度が50を越える市町村は具志川市、豊見城村、西原町、石川市、北中城村、糸満市の6市町村である。

 従業者密度については、那覇市が 3508.3 人で最も高く、次いで浦添市 2545.0 人、宜野湾市 1354.3 人、南風原町 1156.3 人、与那原町 1142.7 人の順になっており、事業所密度とほぼ同じ順位である。

 また、従業者密度が500人以上の市町村は北谷町、沖縄市、西原町、豊見城村、具志川市の5市町村となっている


(3)地域別事業所数・従業者数

 地域別の事業所の分布状況をみると、中部生活圏が2万 7817 事業所で全体の 39.4 %を占めている。次いで那覇市生活圏が1万 9591 事業所で 27.8%、南部生活圏が9747 事業所で 13.8%、北部生活圏が 6754 事業所で 9.6%となっている。

 前回調査からの増減率をみると、北部生活圏と南部生活圏を除き減少しており、那覇市生活圏が 9.6%減と最も高い減少率となっている。次いで八重山生活圏が 4.8%減、中部生活圏が 2.1%減となっている。

 前回調査からの増減率をみると、那覇生活圏のみが 2.4%減少し、他の地域は増加している。最も高い増加率は南部生活圏の 11.1%、次いで北部生活圏の 10.2%の順となっている。

地域別事業所数及び従業者数の推移(民営)

図7−2 地域別事業所数及び従業者数の構成比
図7-2地域別事業所数の構成比 図7-2地域別従業者数の構成比

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