平成14年工業統計調査

平成14年工業統計調査 確報

(従業者4人以上の事業所)



3 従業者数

 従業者数は、2万3901人で前年に比べて497人減少(△2.0%)している。


(1) 産業別

 産業別にみると、食料品9238人(38.7%)が最も多く、次いで窯業・土石3379人(14.1%)、金属製品2579人(10.8%)、飲料・たばこ2196人(9.2%)、印刷1886人(7.9%)の順となり、この5産業で全体の80.7%を占めている。

 前年に比べて減少したのは、食料品358人減(△3.7%)、衣服169人減(△24.5%)、金属製品  78人減(△2.9%)など11産業である。

 一方増加したのは、飲料・たばこ189人増(9.4%)、化学工業81人増(14.6%)、繊維18人増(7.3%)など9産業である。(図8、付表2(2))

図8 産業別従業者数の構成比
図8 産業別従業者数の構成比


 (2) 従業者規模別

 従業者規模別にみると、100人以上5067人(21.2%)が最も多く、次いで4〜9人4645人(19.4%)、10〜19人4356人(18.2%)、50〜99人3967人(16.6%)、20〜29人3386人(14.2%)、30〜49人2480人(10.4%)の順となっている。

 前年に比べると、減少したのは100人以上447人減(△8.1%)、4〜9人203人減(△4.2%)、20〜29人153人減(△4.3%)、50〜99人105人減(△2.6%)で、増加したのは30〜49人337人増(15.7%)、10〜19人74人増(1.7%)である。(図9、付表4(2))

図9 従業者規模別従業者数の構成比
図9 従業者規模別従業者数の構成比


(3) 地区別

 地区別にみると、中部が10678人(44.7%)で最も多く、次いで南部6192人(25.9%)、那覇2664人(11.1%)、北部2516人(10.5%)、八重山966人(4.0%)、宮古885人(3.7%)の順となっている。(付表5(2))


(4) 経営組織別

 経営組織別にみると、法人19850人(83.1%)、個人4051人(16.9%)となっている。

 前年に比べると、法人は289人減(△1.4%)、個人は208人減(△4.9%)となっている。(図10、付表5(2))

図10 経営組織別従業者数の構成比
図10 経営組織別従業者数の構成比


(5) 市町村別

 市町村別にみると、西原町の2815人が最も多く、次いで那覇市2664人、糸満市2629人、浦添市1784人、沖縄市1676人の順となっている。

 また、増加数が多い市町村は、読谷村92人、浦添市87人、糸満市85人、恩納村36人、具志川市25人となっている。

 逆に減少数が多い市町村は、那覇市236人、沖縄市146人、石川市95人、西原町91人、南風原町57人となっている。(表4、表5、付表9)

表4 市町村別従業者数(上位10市町村)

表5 市町村別従業者増加数・減少数


(6) 一事業所あたり


 一事業所あたりの従業者数は17人で、前年同様となっている。(付表3(1))




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