平成13年工業統計調査

平成13年工業統計調査 確報

(従業者4人以上の事業所)



4 製造品出荷額等

製造品出荷額等は、6464億1844万円で前年に比べて4737万円減少(△0.007%)している。

(1) 産業別

産業別にみると、石油製品2008億5303万円(31.1%)が最も多く、次いで食料品1409億280万円(21.8%)、飲料・たばこ944億5017万円(14.6%)、窯業・土石652億4702万円(10.1%)、出版・印刷480億2322万円(7.4%)の順となり、この5産業で全体の85.0%を占めている。

前年に比べて減少したのは、窯業・土石61億5024万円減(△8.6%)、食料品54億7937万円減(△3.7%)、金属製品27億617万円減(△7.0%)、石油製品27億606万円減(△1.3%)など12産業であるが、食料品の中でも砂糖は44億1896万円(△13.3%)と大きく減少している。

一方増加したのは、飲料・たばこ115億5749万円増(13.9%)、一般機械54億2903万円増(52.0%)、出版・印刷2億6277万円増(0.6%)など9産業である。(図11、付表2(5))

図11産業別製造品出荷額等の構成比


(2) 従業者規模別

従業者規模別にみると、100人以上が3009億4857万円(46.6%)で最も多く、次いで50〜99人1256億4432万円(19.4%)、20〜29人722億656万円(11.2%)、30〜49人574億5282万円(8.9%)、10〜19人495億4482万円(7.7%)、4〜9人406億2135万円(6.3%)の順となっている。

前年と比べると、4〜9人101億9453万円減(△20.1%)、10〜19人89億771万円減(△15.2%)、50〜99人44億9190万円減(△3.5%)で大きく減少し、一方、20〜29人118億2165万円増(19.6%)、30〜49人71億5128万円増(14.2%)、100人以上45億7384万円増(1.5%)で大きく増加している。(図12、付表4(3))

図12従業者規模別製造品出荷額等の構成比


(3) 地区別

地区別にみると、中部が3532億9792万円(54.7%)で最も多く、次いで那覇1089億1784万円(16.8%)、南部871億5459万円(13.5%)、北部627億6415万円(9.7%)、宮古206億9768万円(3.2%)、八重山135億8626万円(2.1%)の順となっている。(付表5(3))


(4) 経営組織別

経営組織別にみると、法人6236億6875万円(96.5%)、個人227億4969万円(3.5%)となっている。
前年と比べると、法人は10億8397万円増(0.2%)であるが、個人は11億3134万円減(△4.7%)となっている。(図13、付表5(3))

図13経営組織別製造品出荷額等の構成比


(5) 市町村別

市町村別にみると、西原町1407億6282万円が最も多く、次いで那覇市1089億1784万円、与那城町889億8953万円、名護市455億7593万円、浦添市425億2278万円の順となっている。

また、増加額が多かった市町村は那覇市235億1910万円、具志川市30億9194万円、西原町26億4707万円、豊見城村5億5736万円、伊平屋村4億3642万円となっている。

逆に減少額が多かった市町村は名護市85億7640万円、沖縄市44億561万円、与那城町43億1412万円、浦添市25億1979万円、読谷村23億927万円となっている。(表6、表7、付表9)

表6市町村別製造品出荷額等数(上位10市町村) 表7市町村別製造品出荷額等増加数・減少数(上位10市町村)


(6) 一事業所あたり、従業者1人当たり

一事業所あたりの製造品出荷額等は、3億9990万円で前年より1235万円(3.2%)増加している。
従業者1人あたりの製造品出荷額等は、2272万円で前年より26万円(△1.1%)減少している。(付表3(1)、付表3(2))




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