工業統計調査

平成12年工業統計調査の概要


6 地区別の動き

図6 製造業の地区別構成比


 製造業を地区別にみると、図6のとおり、地区別事業所数は、中部が36.3%(1,004事業所)を占めて最も多く、次いで南部 24.9%(688事業所)、那覇 15.6%(431事業所)、北部 9.3%(258事業所)、八重山 8.0%(220事業所)、宮古 6.0%(166事業所)となっており、地区別の構成比はほぼ前年と同様である。

 地区別従業者数は、中部 43.1 % (11,936人)、南部 22.8 % (6,320人)、那覇 15.1%(4,172人)、北部 9.9%(2,727人)、八重山 4.9%(1,346人)、宮古 4.2%(1,172人)となる。

 前年と比較すると構成順位は変わらないが、北部、南部地区において増加しており、その他の地区では減少している。


 地区別製造品出荷額等については、中部 55.6%(3,648億689万円)、南部 14.3%(936億8,555万円)、那覇 13.3 %(871億9,787万円)、北部 11.0 %(719億9,159万円)、宮古 3.4%(224億7,477万円)、八重山 2.4%(157億1,450万円)となっている。

 前年と比較すると八重山で19億4,137万円(11.0%)、北部地区で13億5,178万円(1.8%)それぞれ減少しているが、その他の地区では中部で241億503万円(7.1%)の増加をはじめとし、南部で38億6,011万円(4.3%)、宮古で8億7,830万円(4.1%)、那覇で7億6,539万円(0.9%)それぞれ増加となっている。

 地域的な傾向として、中部、北部は事業所数の割には従業者数、製造品出荷額等が大きいが、逆に南部、那覇、宮古、八重山では、事業所数の割には従業者数や製造品出荷額等が少ないことがあげられる。




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