団体交渉のルールづくりの協定化、法人施設その他の利用及び組合掲示板の設置を求めたあっせん事例

ページ番号1012253  更新日 2024年1月11日

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社会福祉事業を業とする施設の従業員で組織する労働組合から、(1)団体交渉のルールづくりの協定化、(2)法人施設その他の利用、組合掲示板の設置を求めてあっせん申請がありました。
組合は、(1)団体交渉のルールづくりについては、組合が示したルール案で協定化すること、(2)組合活動に必要な施設や施設に既存する備品等の利用を認めてほしい、また、組合の掲示板を設置する場所を提供してほしいと主張しました。
一方、施設は、(1)団体交渉のルールづくりについては、否定的な考えは持っておらず、組合との意思が合致すれば、協定化に応じるつもりであること、(2)施設等の利用及び組合掲示板の設置については、事業目的外である労働組合活動において、許可することはできない、と主張しました。
あっせんの結果、(1)団体交渉のルールについては、協定書案を示し、(2)施設等の利用及び組合の掲示板設置については、「労使協議会」を設置し、協議を進めることを内容とするあっせん案を提示したところ、双方が受諾し、解決に至りました。

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