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更新日:2020年3月12日
栽培漁業センターの役割
沖縄県は大小多数の島々からなる海洋県であり、日本国内で唯一、全海域が熱帯に属しています。島の回りには、サンゴ礁が発達し、河口域にはマングローブが形成され、多様性に富んだ生物相を特徴としています。そのため、水産資源生物は日本本土とは著しく異なり、インド・西太平洋の熱帯海域との共通種が数多く分布しています。
このような海域・生物特性のもと、当センターは、本県独自の種苗生産技術により重要魚介類の放流および養殖用種苗を量産・供給することによって、水産資源の保護・管理意識の啓発と養殖業の振興に努めています。さらに種苗量産や放流・養殖に関する技術の開発・改良および技術支援を行い、作り育てる漁業を推進することによって、沿岸漁業生産の向上と効率化に寄与します。
餌料培養棟屋上の高架水槽に描かれている魚は、ハマフエフキ(方言名:タマン)です。
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