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更新日:2015年8月24日
平成24年3月22日(木曜日)に春植・株出推進大会が開催されました。
この大会は、石垣市さとうきび生産振興対策室が主催となり開催されました。
大会の目的は、石垣島のさとうきび作付体系を夏植単作から春植・株出体系への移行を推進することであり、そのため、株出し管理機の実演を多くの農家や関係機関に紹介しました。
春植・株出体系は、現在多くの関係機関から注目されています。その理由として、
1.株出を行うことで、農家の収益をあげること。
(2年に1回収穫の夏植えより、毎年収穫できる春植・株出のほうが収益がある。)
2.株出を行うことで、裸地期間がなくなり、赤土流出を防止できる。
(夏植は、収穫後から植え付けの間が約半年あり、その期間に赤土が最も流出する。)
3.新農薬の開発によって、害虫被害が軽減され株出栽培が行えるようになった。
以上のことから、春植・株出を推進していく働きが強くなっています。
今回の推進大会は多くの参加者で賑わい、皆、熱心に株出し管理機について勉強していました。
●株出し管理機について
赤線より(左)作業後、(右)作業前
この大会では、株出し管理作業のポイント、さとうきび害虫の駆除の方法など多くのことを営農普及課や製糖工場から話があり、農家の方々も非常に興味をもって質問を行っていました。
参加者の様子から、春植・株出への期待が感じられました。
このような、実演の場や勉強会がもっと積極的に行なわれば、株出栽培が増えてくれるのではと感じました。
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