更新日:2015年8月24日
白保地区農とみどりの風景づくり活動に参加しました。(平成23年12月9日)
去った12月9日に、白保地区で「農とみどりの風景づくり活動」が行われました。
この活動は、沖縄県ふるさと農村活性化基金事業を活用し、農地の周りにグリーンベルトを設置して、
ほ場からの赤土等流出を防ぎ、周辺環境の保全につとめるものです。
今回の作業には東京農業大学の学生さんも参加してくれることになりました!

まずはじめに学生達に向けて、白保魚湧く海保全協議会会長の山城氏から白保地域についてのお話がありました。その後、しらほサンゴ村センター長の上村氏から、赤土等流出が問題となっている白保地域の現状や、赤土等が周辺海域に及ぼす影響、畑からの赤土流出を軽減するためにグリーンベルトを設置することで、周辺環境の保全につながることなどが説明されました。

その後地元農家である多宇氏の畑に移動して、いよいよグリーンベルトの設置です。
学生さんは慣れた手つきでどんどん植付していきます。
若者パワーで1時間も経たないうちに、畑を囲むようにイトバショウが植えられました。
最近は雨が続いているので、イトバショウが根付くにはちょうど良いタイミングではないでしょうか。

その後、地元農家の宮良氏からも石垣の農業についてお話がありました。農業や食の安全など、様々な質問があり、とても有意義な時間となっていました。筆者もふるさと農村活性化基金事業のPRを兼ねて、ちょこっとお話させてもらいました。
今回は研修で訪れた学生たちでしたが、イトバショウの成長とグリーンベルトの効果を実感しに、また遊びに来てほしいなぁと思いました。
地道な作業ではありますが、こうして一歩ずつ赤土流出防止のため取り組んでいくことがとても大切だと考えます。
参加者のみなさま、本当にお疲れさまでした。