ホーム > 組織で探す > 農林水産部 八重山農林水産振興センター農林水産整備課 > 平成19年度バックナンバー > 平成19年度田んぼの生きもの調査を開催しました(平成19年7月31日)
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更新日:2016年8月23日
今年も「田んぼの生きもの調査」の季節がやってきました。
この調査は土地改良事業を実施した地区の水田及び周辺の排水路等における生き物の生息状況調査であり、沖縄総合事務局などが主催しているものですが、当課の呼びかけにより2年前から地元小学校との共同調査をあわせて実施しています。
そして今回も調査ポイントである名蔵にある名蔵小中学校の5、6年生の皆さんとともに、平地原地区にある仲唐貞治氏の水田で調査を実施しました。
オープニングセレモニーにおいて、当課の増村計画調整班長から、「水田は食料生産の場であるとともに、水を保全する機能や景観を形成する機能、そして今回の目的でもある生き物を育む機能がある。皆さんの力で色々な生き物を探してもらえるとうれしい」とあいさつを行いました。
セレモニーの後にさっそく調査を開始しました。まず、調査地点において気象や水質、流速を計測し、それから水田に入って生き物の捕獲にうつりました。
この日は大変暑かったため、子どもたちは少しひんやりした水田の中で気持ちよさそうに生き物を探していました。
その後、第2の調査地点(河川兼用排水路)に移動して引き続き調査を行い、テナガエビやヨシノボリなどを捕獲することができました。このような原生種がいることは嬉しいことですが、カダヤシなど外来種も多いのも現状でした。
調査結果報告を終えた後、児童を代表して浦崎成生君から「田んぼにはたくさんの生き物がいることがわかりました。川にもたくさんの生き物がいることがわかりました。今日は田んぼの生きもの調査に参加させていただいてありがとうございました」と話しがあり、今年も無事に調査が終わりました。
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