ホーム > 組織で探す > 農林水産部 八重山農林水産振興センター農林水産整備課 > 平成19年度バックナンバー > 21世紀土地改良創造運動で、西表にて稲刈体験が行われました(平成19年6月22日)
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更新日:2016年8月23日
竹富町土地改良区の21世紀土地改良創造運動の一環として、西表島の大保良田地区において恒例の地元小学生を対象とした稲刈体験が行われました。
大保良田地区は、現在「経営体育成基盤整備事業」を県が実施中であり、左の写真のように美しい水田ができあがっています。
さて、この日は大原小学校から児童が約60名、そして県支庁、町役場、水土里ネット八重山支所、それにPTAなどが加わり約90名で稲刈りを行いました。
例年の如く、上級生が鎌で稲を刈り、下級生は刈った稲を並べていく、という役割分担で作業を進めました。
機械で刈り取る際には、刈り取ると同時に脱穀までできるので早いのですが、手刈りをした分は一束一束機械に手作業で入れていかなければならず、大変時間がかかります。
このような関係者の苦労が伝わったのか、先生が刈り取り後に児童に感想を聞いたところ、ほぼ全員が勢いよく手を挙げ、児童からは「2月に私たちが植えた稲を食べることが楽しみ」、「はじめて鎌を使って不安だったけど、上手にできてよかった」など、それぞれ直接体験しなければ得ることができなかった感想を話していました。
この稲作体験は今回で22回目を迎え、参加した子どもたちにとって貴重な経験となっていることは当然ながら、地域として蓄積された和も大きな財産になっているでしょう。
何かと大変とは思いますが、土地改良区をはじめとする地域の皆様には、子どもたちのため、そして地域のために、このような活動を末永く継続していただくことを期待しています。
*参考近年の参加者数
平成16年72人(うち児童51人)
平成17年85人(うち児童50人)
平成18年102人(うち児童60人)
平成19年90人(うち児童55人)
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