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更新日:2016年8月23日
セレモニー会場となった石垣市農業開発組合会議室
12月からスタートした「ふるさといきがい農業支援事業」がいよいよ最終日である収穫の日を迎えました。
まず、今回の防風林帯近くにある石垣市農業開発組合の会議室でセレモニーが行われ、当課計画調整班の増村班長や講師である大城氏、宮良川土地改良区の宮良局長のあいさつなどがありました。左から当課の増村計画調整班長、講師の大城幸一氏、宮良川土地改良区の宮良局長
この日は、防風林であるフクギへの追肥もあわせて行い、参加者はそれぞれの区画内のフクギに肥料を散布しました。
今回使用したのは「ウッドエース」という種類で、2年程効果が続く遅効性の肥料です。
フクギに肥料を散布する参加者の様子
引き続き大根の収穫を行いました。おもしろいことに、適切な時期の間引きなど、きめ細かな管理を行ったか否かの違いがあらわれたせいか、各区画において大根の生長具合が全く異なり、30cm程度ある区画から、10cmに満たない区画まで様々でした。
大根を収穫して喜ぶ参加者の皆さん。結構な豊作です。
しかしながら、「最初にしては上出来!」と皆さん楽しそうに収穫を行い、最後に記念撮影をして本事業は無事終了しました。
参加者アンケートには、
「実際に畑地に来てみて風の強さを知った。防風林はぜひ必要である」
「もっと防風林を増やすことで、安定した農業になると思う」
「八重山の生活環境、自然との共生の為に防風林は増やすべき」
といった意見がでており、防風林に対する意識が強まったことがうかがえます。
なお本事業では、防風林がほぼ順調に活着していることや参加者からの要望が強かったことから、希望者には防風林の維持管理を条件として継続使用を認める方針です。
今後は防風林帯利用者独自で会を組織し、県や土地改良区の手を離れて運営をしていただくこととなり、宮良安晃氏に代表となっていただきました。
当課では、現在進めている宮良川管内の防風林再整備とあわせて今回の事業を継続実施することで、防風林が多くの方に愛される存在となるようがんばっていきたいと思います。
ふるさといきがい農業支援事業の参加者と関係者の皆さん。
八重山毎日新聞(平成20年2月17日)
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