更新日:2016年8月23日
ふるさといきがい農業支援事業がスタートしました(平成19年12月16日)
実施会場である石垣市字大浜大道原
12月16日、市内大浜の大道原において「ふるさといきがい農業支援事業」が本格的にスタートしました。
担当から作業内容の後、気になる担当区画の決定はくじ引きとしました。
当課と宮良川土地改良区職員による柵設置作業の様子(12月14日)
まず、全員で防風ネットの設置を行いました。
ネットを設置する柵は、2日前に当課と防風林帯を管理する宮良川土地改良区の職員が設置しています。
また、植栽スペースは石垣市農業機械組合の協力により整地していただいています。
写真上左から、防風ネットの設置、石の除去、フクギの植え付け、左下からゲットウの植え付け、ベチベルの植え付け、散水
次に各区画内の石拾いを行った後、フクギの苗、ゲットウの苗を防風ネット側に植栽していき、農道沿いにはグリーンベルトとして活用されているベチベルを植え付けました。
これら防風林用苗は市からの提供です。
防風林帯の整備を終えるといよいよ野菜の植栽です。
大城幸一さん指導の下で、各人野菜の植え付けを行いました。植え付け後はジョウロで散水。
大城幸一さんの実演指導を受けた後に「大根」、「サラダ菜」、「ホウレンソウ」を各人が担当区画で植え付けていきました。
これだけの作業をこなした結果、あっという間に終了予定の17時を過ぎてしまい、宮良川土地改良区の宮良局長のあいさつの後、解散となりました。
雑木、雑草だらけだった防風林帯がこんなに美しくなりました!
植え付け完了した後の防風林帯は、つい先月までの雑草と雑木だらけだった状況とは全く異なる整然としたものになりました。
隣接農家でこの事業の参加者である男性は、「今まではたくさんのゴミが投げ捨てられていたが、このような状態ならばもう捨てる人はいないだろう」と満足そうに話していました。
本日の作業を含め、農業は楽なものではありませんが、収穫したときの喜びはひとしおだと思います。
参加者の皆さん、野菜栽培+維持管理作業がんばってください!
八重山毎日新聞(平成19年12月17日)