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更新日:2021年2月17日
若夏学院は県立の児童自立支援施設です。不良行為を為し、または為す恐れのある児童及び家庭環境その他の環境上の理由により生活指導等を要する児童を入所又は通所させ、個々の児童状況に応じて必要な指導を行い、その自立を支援し、あわせて退所した者について相談その他の援助を行うことを目的としています。
問題に悩む児童が児童相談所あるいは家庭裁判所の審判などを経て入所してきます。入所した児童は、学院で生活し、学び、働きながら成長します。問題を克服し、家庭等の調整がついて児童の受け入れ態勢が整うと退所となります。
※学院への入所につきましては、学院での直接の受付はおこなっておりません。入所に関するご相談は、お近くの児童相談所にて行ってください。
平成13年4月、学院内に那覇市立城北中学校若夏分校を設置、平成14年4月には那覇市立大名小学校若夏分教室が設置され、生徒達は、毎日、他の学校と同じように週28時間授業を受けています。基礎知識の習得に重点を置き、生徒それぞれの能力に合わせて、進学・就職の指導も原籍校と連携を取りながら、分校、学院で協力して進めていきます。寮に帰ってからの学習も、ボランティアの協力を得て楽しく勉強しています。なお、卒業証書は原籍校から受け取ることを基本としています。児童は各々の課題が解決され、生活や家庭環境が改善されると自立支援達成となり、原籍校に復帰します。そのため、原籍校との連携は大切で、年2回学校関係者会議をもって連携を図っています。
学校行事である学習発表会、運動会のほか、キャンプや院外活動、クリスマスパーティーなどのたくさんの行事が行われています。スポーツも盛んで、野球、サッカー、バドミントンなどの部活動があり、野球とバドミントンは毎年九州大会に参加しています。
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