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更新日:2019年7月4日
管理者等は職員との面談を通して職員の悩みや意向を把握し必要な情報提供や課題解決に向けた支援を行っている。介護福祉士など資格取得をめざす職員には勤務的配慮を行い資格取得(サービス管理責任者など)研修には積極的に職員派遣を行っている。研修参加者は職務会等で振り返り研修を行い研修の再確認と研修に参加してない職員との情報共有を図っている。
利用者の意思を確認するために外出する際に写真やロゴマーク付きの自作のシートを用意してその中から出かけたい場所を選択してもらっている。また、外出先でのメニューを選ぶ時に写真付きのオリジナルメニューから利用者が選択できるようにさまざまな場面において自己決定を尊重した個別支援が行われている。
オンブズマンの派遣を依頼して月1回3名のオンブズマンの訪問をうけている。職員はオンブズマンから利用者の要望や気づきについて報告を受け話し合いをして支援に活かしている。また、利用者の意思を理解し利用者に寄り添う支援をめざして、利用者の仕草やサインを通して支援者の気づきを促す方法についてスーパーバイザーとして大学の先生による行動障害を理解するための研修を重ねスキルアップにつなげている。
家族の負担が大きい利用者の外出に対して職員が付き添い外出を支援している。また、家族から一泊旅行の依頼をうけた際にも職員が付き添い利用者や家族の思い出づくりを支援している。
法人が提供する福祉サービスに係る苦情への対応に関する規程で苦情結果の公表が定められているが公表されてないので事業報告書や広報誌、掲示板などでの公表が期待される。
会議等での決定事項について掲示板への貼付や休憩室に掲示、職員が口頭で伝えるなどで周知が図られているが周知の方法、手順などを作成し職員への周知・徹底を図るための工夫が望まれる。また、マニュアルの理解について職員間に差違があるので全職員への周知・徹底が期待される。さらに、マニュアルの見直しが定期的に行われてなく、この間の制度改正を踏まえて利用者の状況に沿った見直しが期待される。
現在、法人が年3回発行する会報で「あおぞら荘」の様子が掲載されているが日々の生活の様子や施設長等の思いを伝えるには不十分である。施設長等の思いを伝えサービス内容等がわかる独自の「施設だより」を発行することで利用者の家族や地域の方から身近な施設として親しみが得られるので独自の「施設だより」の発行が期待される。
今回初めて第三者評価を受診し、公正中立の専門機関に評価してもらう事により、現状(組織としての強み・弱み)を知る事が出来た。特に課題に関して、的確なアドバイス等もあり、更なるサービスの質の向上に向けのイメージが出来た。
<評価のあり方について>現在ABCでの評価となっており、評価基準内容よりどうしてもABC評価に目が行きがちになるのではないか?と感じました。
一般社団法人沖縄県社会福祉士会
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