平成18年度施策評価

1施策評価とは

沖縄県は、施策の成果を客観的な指標を用いて検証・評価するとともに、その結果を公表し、行政運営の重点的、効率的な展開に適切に反映させ、県民視点に立った成果を重視する県政を推進することを目的に、平成16年度から施策評価を実施しています。

過去の施策評価については次のリンクをご覧下さい

• 平成17年度の施策評価
• 平成16年度施策評価

2施策評価の枠組み

1. 評価の時期
   平成17年度に実施した施策を評価する事後評価であり、平成18年6～12月に行いました。
2. 評価対象
   評価対象は、知事部及び教育委員会が実施した施策（沖縄振興計画の各分野別計画に基づき策定した施策体系表の施策）です。
3. 施策とは
   沖縄振興計画の実施計画である11の分野別計画に基づいて、各分野における行政活動の基本的な方針としていくつかの政策目標を設定した上で、さらにそれを実現するための具体的な方針を体系化し施策として設定しています。（下記イメージ図を参照）
   第2次分野別11計画の199の施策を評価対象としています。（分野別計画については以下のリンクをご覧下さい）
4. 評価の主体
   その施策に係る分野別計画所管部・委員会が自己評価します。
5. 次年度の施策展開方針
   評価対象年度の評価だけでなく、評価実施年度の次年度の施策展開方針と施策展開に必要な行政資源と効果見通を示します。

3総合評価の仕組み（施策評価表）

1. 3つの評価項目（2.県が関与する必要性、3.分野別計画どおりに施策展開に取り組んだか、4.成果指標（施策成果）の達成状況）について個別に評価し、それを点数化します。
   1. 「2.県が関与する必要性」は「市町村や民間との役割分担（守備範囲）」などを踏まえて評価します。
   2. 「3.分野別計画どおりに施策展開に取り組んだか」は分野別計画に示したとおりに施策に取り組んだかを評価します。
   3. 「4.成果指標（施策成果）の達成状況」は、施策成果について指標の達成状況を勘案して、総合的に評価します。
2. 3つの評価項目の合計点を区分し総合評価とします。
   8点：妥当（A）7～6点：ほぼ妥当（B)5～4点：一部見直し（C）3点以下：全面見直し（D）

4次年度の必要な行政資源と効果見通し

施策の評価結果や施策実施概要等を踏まえて、評価実施年度の次年度における施策展開の方針（施策展開に必要な「行政資源」と「効果見通」について、「拡充」、「現状維持」、「縮小」）を示します。

5平成18年度における評価の仕組みの改善

平成18年度においては、施策評価に反映していた事務事業評価の評価方式が変更されたことから、従来の施策評価項目の中の「施策を構成する事務事業の総合評価の点数」を反映しないこととしました。
そのため、より適切な評価となるよう以下のように変更しました。

（1）事務事業評価結果の施策評価の反映の取りやめ

事務事業評価が対象を概ね1月4日程度に絞り込むことになったため、昨年度まで反映していた事務事業評価の総合評価を施策評価の項目から削除しました。

（2）評価項目の変更に伴う総合評価の配点の変更

上記の事務事業評価結果の反映の取りやめに伴い、総合評価の点数区分を以下のように変更しました。

（3）事務事業予算、人数の把握について

従来、事務事業評価から予算、人数をリンクしていましたが、事務事業評価結果の反映をとりやめたことから、今後は、施策を構成する全事務事業の予算、人数を別途集計し記載することとしました。

（4）文字、レイアウト等の変更

評価表（様式1）、総括表（様式2）の文言を分かりやすく変更しました。
（例）人工数→人数等

評価表（様式1）、総括表（様式2）の文字の配置を可能な限り中央に揃える、字間にスペースを入れるなど見やすくなるよう変更しました。
（例）施策評価表-「成果指標名」の表記を上下左右中央揃え
施策評価表-項目名「実績」を「実績」にスペースを挿入
施策評価表（様式1）で指標得点の平均値表示を設定

6平成18年度の施策評価結果

• 計画別総合評価 （PDF 40.4KB）
• 計画別次年度施策の方針 （PDF 4.4KB）

7関係資料

• 施策評価実施要領 （PDF 69.0KB）
• 施策評価実施要領改正概要 （PDF 39.2KB）