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ホーム > 暮らし・環境 > 環境 > 告知・啓発事項 > 死亡した野鳥を見つけた場合(鳥インフルエンザについて)

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更新日:2023年10月27日

死亡した野鳥を見つけた場合(鳥インフルエンザについて)

 鳥は生き物ですから、人と同じようにいつかは死んでしまいます。野鳥は、エサがとれずに衰弱したり、事故や環境の変化に耐えきれず死んでしまうこともあり、その原因は様々です。野鳥が死んでいても、ただちに鳥インフルエンザを疑う必要はありません。

1 野鳥との接し方について

  • 死亡した野鳥など野生動物は素手で触らないでください。
  • 野鳥は鳥インフルエンザ以外にも様々な細菌や寄生虫を持っていることがあります。
  • 死亡した野鳥など野生動物の死亡個体を片付ける際には、素手で直接触らず、使い捨て手袋等を使用してください。
  • 日常生活において野鳥など野生動物の排泄物等に触れた後には、手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありません。
  • 野鳥の糞が靴の裏や車両に付くことにより、鳥インフルエンザウイルスが他の地域へ運ばれるおそれがありますので、野鳥に近づきすぎないようにしてください。特に靴で糞を踏まないよう十分注意して、必要に応じて消毒を行ってください。
  • 不必要に野鳥を追い立てたり、捕まえようとするのは避けてください。
  • 鳥インフルエンザウイルスは、野鳥観察など通常の接し方では、ヒトに感染しないと考えられています。正しい情報に基づいた、冷静な行動をお願いします。
  • 死亡した野鳥を見つけたら(環境省)(PDF:563KB)
  • 野鳥との接し方について(環境省)(PDF:45KB)
  • 鳥インフルエンザについて(環境省)(PDF:14KB)

2 野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応

 沖縄県では、国が定めたマニュアルに基づき、高病原性鳥インフルエンザの発生状況により区分された3段階の対応レベル(表1・表2)に応じて、死亡野鳥等の調査を実施しております。

 また、毎年9月から10月末は早期警戒期間として、早期警戒期間中の調査実施内容(表3)に応じた死亡野鳥等の調査を実施しております。

現在の対応レベル

対応レベル3

  • 渡り鳥の飛来初期に高病原性鳥インフルエンザウイルスを早期に発見する観点で、9月~10月は早期警戒期間として、死亡野鳥等調査を強化しています。
  • 沖縄県内での野鳥における鳥インフルエンザの発生状況は以下のサイトをご確認ください。

     高病原性鳥インフルエンザに関する情報(野鳥関係)

発生状況に応じた対応レベルの概要(表1)

発生状況

対象地

全国

発生地※周辺

(発生地から半径10km以内を基本)

通常時 対応レベル1 指定なし
国内単一箇所発生時 対応レベル2 野鳥監視重点区域に指定
国内複数個所発生時 対応レベル3
近隣国発生時等 対応レベル2または3

必要に応じて適切な場所に野鳥監視重点区域を指定

※緊急的に警戒が必要となる簡易検査陽性事例や、家きん等の疑いの事例の発生地を含む。

対応レベルの実施内容(表2)

対応レベル 鳥類生息状況等調査

ウイルス保有状況の調査(死亡野鳥等調査)

検査優先種1 検査優先種2 検査優先種3 その他の種
対応レベル1 情報収集・監視

1羽以上

3羽以上

5羽以上

5羽以上

対応レベル2 監視強化

1羽以上

2羽以上

5羽以上

5羽以上

対応レベル3 監視強化

1羽以上

1羽以上

3羽以上

5羽以上

野鳥監視重点区域

監視強化

1羽以上

1羽以上

3羽以上

3羽以上

  • 死亡野鳥等調査は、同一場所(見渡せる範囲程度を目安とする)で数日間(おおむね3日間程度)の合計羽数が表の数以上の死亡個体等(衰弱個体を含む)が発見された場合を基本としてウイルス保有状況の調査を実施する。ただし原因が他の要因であることが明瞭なものは除く。
  • 見渡せる範囲とはあくまで目安であり、環境によって大きく異なり、具体的数値を示すのは困難であるので、現場の状況に即して判断して差し支えない。
  • すべての種において、重度の神経症状が見られる等、感染が強く疑われる場合には1羽でも検査を実施する。特に野鳥監視重点区域では、感染確認鳥類の近くで死亡していた等、感染が疑われる状況があった場合には1羽でも検査を実施する。

早期警戒期間中の調査実施内容(表3)

鳥類生息状況等調査

ウイルス保有状況の調査(死亡野鳥等調査)

検査優先種1 検査優先種2 検査優先種3 その他の種

情報収集

監視強化

1羽以上

1羽以上

3羽以上

5羽以上

  • 早期警戒期間は毎年9月から10月末までとする。当該期間終了後は、対応レベルに応じた対応に移行する。

3 死亡した野鳥を見つけた場合の対応

死亡した野鳥を見つけた場合は

野鳥が死亡しているのを発見した場合は、下記までご連絡ください。

【平日】沖縄県自然保護課 098-866-2243 (8:30~17:15)

【休日】沖縄県動物愛護管理センター 098-945-3043 (9:00~17:00)

※休日は動物愛護管理センター経由で、自然保護課が対応いたします。

留意事項

  • 鳥の種類と羽数(表4参照)により、鳥インフルエンザの検査対象となるかどうかを判断します。
  • 鳥の種類がわからない場合は、写真等の送付を依頼することがあります。
  • 写真を送付する際は、①鳥の顔(横向き)、②鳥の全体像、③脚の写真を送付してください。

写真送付先(メールアドレス):shizenhogo.okinawa@gmail.com

 

検査優先種一覧(表4)

検査優先種1 (19種)

【カモ目カモ科】

ヒシクイ、マガン、シジュウカラガン、コクチョウ、コブハクチョウ、コハクチョウ、オオハクチョウ、オシドリ、ヒドリガモ、キンクロハジロ

 

【カイツブリ目カイツブリ科】

カイツブリ、カンムリカイツブリ

 

【ツル目ツル科】

マナヅル、ナベヅル

 

【チドリ目カモメ科】

ユリカモメ

 

【タカ目タカ科】

オジロワシ、オオタカ、ノスリ

 

【ハヤブサ目ハヤブサ科】

ハヤブサ

 

重度の神経症状が観察された水鳥類(首を傾けてふらついたり、首をのけぞらせて立っていられなくなるような状態で、正常に飛翔したり、採食したりすることはできないもの。)

 

検査優先種2 (8種)

【カモ目カモ科】

マガモ、オナガガモ、トモエガモ、ホシハジロ、スズガモ

 

【タカ目タカ科】

オジロワシ、クマタカ

 

【フクロウ目フクロウ科】

フクロウ

 

検査優先種3

【カモ目カモ科】

カルガモ、コガモ等(検査優先種1、2以外全種)

 

【カイツブリ目カイツブリ科】

ハジロカイツブリ等(検査優先種1以外全種)

 

【コウノトリ目コウノトリ科】

コウノトリ

 

【カツオドリ目ウ科】

カワウ

 

【ペリカン目サギ科】

アオサギ

 

【ペリカン目トキ科】

クロツラヘラサギ

 

【ツル目ツル科】

タンチョウ等(検査優先種1以外全種)

 

【ツル目クイナ科】

オオバン

 

【チドリ目カモメ科】

ウミネコ、セグロカモメ等(検査優先種1以外全種)

 

【タカ目ミサゴ科】

ミサゴ

 

【タカ目タカ科】

トビ等(検査優先種1、2以外全種)

 

【フクロウ目フクロウ科】

コミミズク等(検査優先種2以外全種)

 

【ハヤブサ目ハヤブサ科】

チョウゲンボウ等(検査優先種1以外全種)

 

【スズメ目カラス科】

ハシボソガラス、ハシブトガラス

 

その他の種

上記以外の鳥種すべて。

猛禽類及びハシブトガラス、ハシボソガラス以外の陸鳥類については、国内での感染が確認さ れておらず、海外でも感染例は多くないことから、その他の種とする。

野鳥監視重点区域においては、3 羽以上の死亡がみられた場合の他、感染確認鳥類の近くで死亡 していたなど、感染が疑われる状況があった場合には 1 羽でも検査対象とする。

  • 検査優先種については今後の発生状況、知見の集積等により見直し、毎年シーズンの始めに環境省から通 知する。シーズン中も状況に応じて追加、通知する。都道府県等は、この検査優先種を基本として地域の事情に合わせ独自の選定により適切な対応をすることを妨げない。
  • 検査優先種については、必ずしも感受性が高い種のみを選定しているわけではなく、発見しやすさや、海 外や近縁種での感染例による予防的な選定等も含む。
  • 国内希少野生動植物種(表5)については、検査優先種か否かにかかわらず、その希少性を踏まえ、感染が疑われる状況があった場合には、できる限り 1 羽から検査を実施する。

 国内希少野生動植物種の鳥類(表5)

【カモ目カモ科】

シジュウカラガン(1)

 

【チドリ目ウミスズメ科】

エトピリカ、ウミガラス

 

【チドリ目シギ科】

ヘラシギ、アマミヤマシギ、カラフトアオアシシギ

 

【コウノトリ目コウノトリ科】

コウノトリ(3)

 

【ペリカン目トキ科】

トキ 、クロツラヘラサギ(3)

 

【ハト目ハト科】

キンバト、アカガシラカラスバト、ヨナグニカラスバト

 

【タカ目タカ科】

イヌワシ(3)オガサワラノスリ(3)チュウヒ(3)オジロワシ(1)オオワシ(2)クマタカ(2)カンムリワシ(3)

 

【ハヤブサ目ハヤブサ科】

ハヤブサ(1)

 

【キジ目キジ科】

ライチョウ

 

【ツル目ツル科】

タンチョウ(3)

 

【スズメ目ホオジロ科】

シマアオジ

 

【ツル目クイナ科】

シマクイナ、ヤンバルクイナ

 

【スズメ目アトリ科】

オガサワラカワラヒワ

 

【スズメ目ミツスイ科】

ハハジマメグロ

 

【スズメ目モズ科】

アカモズ

 

【スズメ目ヒタキ科】

オオセッカ、アカヒゲ、ホントウアカヒゲ、アカコッコ、オオトラツグミ

 

【スズメ目ヤイロチョウ科】

ヤイロチョウ

 

【カツオドリ目ウ科】

チシマウガラス

 

【ペリカン目サギ科】

オオヨシゴイ

 

【キツツキ目キツツキ科】

オーストンオオアカゲラ、ミユビゲラ、ノグチゲラ

 

【ミズナギドリ目アホウドリ科】

アホウドリ

 

【ミズナギドリ目ウミツバメ科】

クロコシジロウミツバメ

 

【ミズナギドリ目ミズナギドリ科】

オガサワラヒメミズナギドリ、セグロミズナギドリ

 

【フクロウ目フクロウ科】

ワシミミズク(3)シマフクロウ(3)

 

  • 下線は検査優先種、カッコ内は検査優先種のレベル

4 参考情報

高病原性鳥インフルエンザに関する情報(環境省)(外部サイトへリンク)

野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル(環境省)(外部サイトへリンク)

動物園等における飼養鳥に関する高病原性鳥インフルエンザへの対応指針(環境省)(外部サイトへリンク)

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お問い合わせ

環境部自然保護課自然保護班

〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2 行政棟4階(北側)

電話番号:098-866-2243

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