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更新日:2017年10月18日
東村高江地区内で発生したCH-53E大型輸送ヘリコプターの炎上事故現場周辺の放射線計数率(cpm)を確認するため、沖縄防衛局と協力し、可搬型測定器を用いて調査を行った。
平成29年10月17日(火曜日)
○放射能調査
・GM計数管式表面汚染測定用サーベイメータ(TGS-146)による放射線の計数率(cpm)を測定
検出器の窓を地面から5cm程度離し、放射線の計数率(cpm)の最大値を測定。
事故現場周辺土壌の放射線計数率(cpm)を確認したが、表のとおり、平成29年10月18日付けで公表した第3報における比較対照「家畜改良センター」と比較して差はなく、いずれも異常な値は検出されなかった。
なお、この測定結果について、環境放射線の専門家である琉球大学古川雅英教授からは「通常の自然界のレベルで問題はない」とのコメントを頂いている。
時定数:3秒
調査地点 |
調査場所の状態 |
計数率(cpm) |
1炎上箇所(ヘリの南西側約3m) | 牧草地 | 132 |
2南側5m | 牧草地 | 138 |
3東側5m | 牧草地 | 123 |
4北側5m | 牧草地 | 152 |
5西側5m | 牧草地 | 111 |
6風上北東側約40m | 牧草地 | 179 |
7風下南西側約40m | 牧草地 | 147 |
8家畜改良センター(比較対照)※ | 牧草地 | 169 |
備考1)調査地点ごとに複数測定し、その最大値を記載した。
備考2)上記の数値は、測定器がもつバックグラウンド値を含めた値。
※平成29年10月18日付け公表資料「東村高江米軍ヘリ炎上事故に伴う環境調査結果について(第3報)~内周規制線近傍等の放射線の確認について~」の6.の表中「5家畜改良センター(比較対照)」
追加の情報は環境保全課のページに随時掲載していきます。
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