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更新日:2017年10月18日
東村高江地区内で発生したCH-53E大型輸送ヘリコプターの炎上事故現場近傍等の土壌試料採取地点における放射線計数率(cpm)を確認するため、沖縄防衛局と協力し、可搬型測定器を用いて調査を行った。
平成29年10月13日(金曜日)
※試料採取は、土地所有者の許可を得て行った。
1.土壌試料
○有害物質調査
・土壌汚染対策法に基づく特定有害物質26項目※
○放射能調査
・GM計数管式表面汚染測定用サーベイメータ(TGS-146)による放射線の計数率(cpm)を測定
・ストロンチウム90分析※
2.ため池の水試料
○環境基本法に基づく環境基準 健康項目27項目・油分※
※GM計数管式表面汚染測定用サーベイメータによる表面汚染の調査結果以外の調査結果は、測定次第随時掲載します。
検出器の窓を地面から5cm程度離し、放射線の計数率(cpm)の最大値を測定。
内周規制線沿い及び事故現場近隣牧草地の土壌試料採取地点における放射線計数率(cpm)を確認したが、表のとおり、対照である国頭村安田の家畜改良センターと比較して差はなく、いずれも異常な値は検出されなかった。
なお、この測定結果について、環境放射線の専門家である琉球大学古川雅英教授からは「通常の自然界のレベルで問題はない」とのコメントを頂いている。
時定数:3秒
土壌採取地点 |
採取場所の状態 |
計数率(cpm) |
1内周規制線沿い左側 | 牧草地 | 216 |
2内周規制線沿い中央 | 牧草地 | 197 |
3内周規制線沿い右側 | 牧草地 | 208 |
4事故現場近隣牧草地 | 牧草地 | 207 |
5家畜改良センター(比較対照) | 牧草地 | 169 |
備考1)調査地点ごとに複数測定し、その最大値を記載した。
備考2)上記の数値は、測定器がもつバックグラウンド値を含めた値。
追加の情報は環境保全課のページに随時掲載していきます。
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